井上貴詞建築設計事務所

井上貴詞建築設計事務所からのお知らせ

群馬の建築と

DSC3674

桐生行きに合わせて、時間を見つけては群馬県内の建築を見学しています。

前から見てみたかった群馬音楽センターは、高崎市にある国内でも指折りの音楽ホール。

設計は建築家アントニン・レーモンドで1961年に完成しています。

群馬交響楽団のホームグラウンドとして、市の予算以外に市民から1億もの寄付を募って

建設された、地元には欠かすことのできない存在です。

 

DSC3660

この日はイベントのため、残念ながら内部の見学はできませんでしたが、次こそはぜひ。

半世紀前とは思えない色あせないデザインです。

音楽のあるまちを標榜する高崎の中心として、何ともうらやましい公共施設といえます。

 

DSC3872

桐生のお隣、太田市に今年4月に開館した市の美術館・図書館。

太田駅のすぐ目の前に建ち、アクセス性は抜群です。

いくつかのコンクリートの箱のまわりを、鉄骨造の斜めの床が取り巻いているような

造りになっています。屋上はデッキが敷かれ、丘を登るようにぐるぐると上がって

いくことができます。箱の上は緑化され公園のような雰囲気も。

 

DSC3864

内部は、洞窟のような空間から、動線が複雑に絡み合いながらも開放的な上部まで

展開されていきます。快適そうな居場所を見つけるために、自然とぐるぐる歩き回って

しまいます。館内は年齢性別を問わず実に多くの人で賑わっていて、カフェも満席。

商業施設かとも思ってしまうような自由な空気感があり、公共施設でここまで実現させた

プロセスと人たちに感心するばかりです。

 

DSC3850

DSC3862

DSC3856

1階のカフェは、地元で人気のコーヒー店が手がけていて、メニューもしっかり

こだわっています。少し高めですが評判のソフトクリームは、噂どおりの美味しさでした。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

リンゴリらっぱ

DSC3527

森の家の佐藤春樹くんが代表を務める「リンゴリらっぱ」にお邪魔してきました。

改装された直売所(ちょっと相談に乗りました)がオープンしてから初めての訪問です。

 

DSC3529

店内には採れたてのリンゴが量り売りされているのと、加工品であるジュースなどが

販売されています。お店のすぐ隣にはりんごの果樹園が広がります。

壁に貼られているのは、リンゴの木箱に使われていた板材。全部セルフビルドです。

 

DSC3535

その場で絞ってくれるリンゴやラフランスの生ジュースもオススメです。

酸味など、好みに合わせて微妙に調整してくれたりします。

 

DSC3541

場所は新庄市の北の方ですが、近くを通る際にはぜひお立ち寄りください。

 

リンゴリらっぱ

山形県新庄市昭和665

https://www.ringorillappa.jp/

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

めごたま見学会

DSC3412

今日は午後から、JIA山形地域会主催の建築見学会に参加してきました。

見学先は、金山町に今年完成した認定こども園「めごたま」の新園舎。

雪の降る中、一般も含めて30名ほどの見学者でした。

 

つい先日、地域づくりのやまがた景観賞の最高賞にも輝いた建物でもあります。

内部は地元の金山杉が惜しみなく使われています。

 

DSC3501

このこども園は、自分たちで里山や田んぼを保有し、馬などの生き物と触れあいながら

自然とともに暮らすように子供を育てる里山保育に力を入れているのが特徴的です。

建物もまた、大きな「家」のように、ヒューマンスケールを大事にしながらとても

居心地よい空間にまとめています。

 

DSC3504

雪の多い地域なので、冬期間の外部とのつながりには「土縁」をまわして中間領域を

つくり出し、暖かなスペースを守っていました。

夏場は逆に広場に開放されて、周りの里山とのつながりがとても期待できそうです。

夏の風景もぜひ見てみたいですね。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

北の山形 南の秋田

DSC2979

伝承野菜農家 森の家のハルキくんたちが中心になって主催しているイベント「北の山形

南の秋田」が、今年は秋田の湯沢でひらかれるというので行ってきました。

山形県北部と秋田県南部を拠点に活動している面白い人たちがたくさん出店していました。

 

DSC2962

会場となったのは湯沢酒造会館。

孤高の建築家として知られる白井晟一(1905-1983)が設計し、1959年に完成したものです。

今はあまり使われていないようで、今回イベントのために一日だけ借りたそうです。

 

DSC2971

鉄筋コンクリート造の頑強なつくりは、雪深い湯沢の土地にどっしりと腰を下ろし

安心感を覚えるような雰囲気さえ醸し出していました。

エントランスを入るとすぐ吹き抜けの階段ホールが広がります。洞窟のような

空間に、いくつかの大きさの異なる特徴的な窓が開けられ、南からの光が差し込みます。

 

DSC2972

肉厚な印象の中で、ガラス面の納まりをとてもスッキリ見せていて、その対比にまた

驚かされます。そのデザインは、現代でもまったく古びていません。

 

DSC2973

内外で開かれていたマルシェはとても居心地の良い感じで、館内に残された家具類も

どれもセンスを感じる物ばかり。とても贅沢な空間でのイベントですね。

マルシェも十分楽しみましたが、撮った写真を見返すと建築写真が中心になっていました、、

雪国の建築として、良い勉強にもなりました。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

キャリア形成

DSC2815

山形大学の2年生向けに毎年建築士の職能について話をしている「キャリア教育」の授業。

どういう経緯で建築設計の道にすすんだか、建築士の業務や働き口はどんなところなのか、など

地域教育文化学部の食環境デザイン・システム情報学・生活環境科学といった分野の異なる

3コースの学生を相手に、1時間ほど話をしてきました。

 

生活環境科学コースのなかでも実際に建築の道に進むのは10人ほどかと思いますが、

それ以外の学生でも興味を持って聞いてくれるのはうれしいかぎりです。

現在の1年生からは学部・コース構成が大きく変わり、工学部の中に建築・デザイン学科が

できたため「キャリア教育」でお話しするのもこれでひと区切りとなります。

いただいたアンケートは今後の励みとして、大事にさせていただきます。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

山大建築設計製図

DSC2812

非常勤で教えに行っている山形大学3年生の設計課題が今年も始まっています。

昨年に続き、今年も山形市を代表する老舗菓子店の十一屋さんにご協力いただいております。

 

今日は、松倉社長からお店の歴史や七日町の話しなどを直接お聞きしました。

学生たちがその話をそれぞれどう捉え、どういう形に落とし込んでいくか、

今後が楽しみです。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

紅い山

DSC2748

小姓町スタジオのベランダからは、山形市のシンボルである瀧山を何とか見ることができます。

今日見ると、山全体がうっすら紅く色づいているように見えました。

日に日に寒くなってきているようです。

雪が降るのはもう少し先ですが、いろいろ急がないと、、

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

諏訪の森

DSC2592

山形駅から東にのびる駅前大通り。

駅から1kmほど来たところに大きなケヤキの森があります。

私たちの事務所の新スタジオがあるのが、この森のちょうど裏手になります。

地元では「おスワさま」の名で親しまれる諏訪神社の境内に、昔から大きなケヤキの木が

何本も生えて森のようになっています。

 

目の前の道路は近年拡幅されたものですが、80年近く前からできた比較的新しい道です。

それ以前は南側にいまも残る寺の境内と隣接し、広大な寺社地となっていたようです。

諏訪神社がこの地に創建されたのが今から500年も昔のことで、それ以来山形城の東南の

守り(森・モリ)として長らく大事にされてきました。

 

DSC2571

こうしたケヤキの樹林帯は、山形市内では薬師神社、熊野神社、六椹八幡宮など

何カ所か見られます。

この諏訪神社の境内では、毎月第一日曜に骨董市が開かれているのも特徴。

新スタジオにお越しの際は、この500年以上の由緒あるおスワさまの森にも

ぜひお立ち寄りください。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

サイディング

DSC2054

小姓町のスタジオが入居している建物は、築20年にも満たない木造2階建てです。

外壁は一般的なサイディング貼りになっているのですが、コーキング(シーリング)が

古く劣化し替え時を迎えていました。

 

それだけであれば大きな問題ではなかったのですが、看板を設置するための袖壁部分が

建物側に勾配がついていて雨水が建物角に集まり、内部にまで侵入している状況でした。

不動産屋さんを通じて大家さんに早期の対応をお願いしていたところ、ようやく補修工事に

入ることとなりました。

 

一部剥がしたサイディングの中を覗くと、案の定木下地が腐食していて、アリの存在も…

サイディングといえど、定期的なコーキングの打ち替えは必要不可欠です。

こまめな建物のケアによって、必要以上の補修工事を未然に防ぐことができます。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

ファクトリー

DSC2028

雨降りしきる中、歴史ある製麺工場を見せていただきました。

外観ではすこしわかりづらいかもしれませんが、木造の立派な建物で、一面のガラス窓に

よって、室内はかなり明るく開放的な造りでした。

 

今後の利活用に期待がかかります。

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

井上貴詞建築設計事務所