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kanmiのつくり手③

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kanmiの店舗で中心的な役割を果たしているのがこのセンターテーブル。

無垢のホワイトアッシュ材を天板に用いています。

このテーブルとレジカウンターをつくってくれたのは、TIMBER COURTさん。

このときは山形市十日町に工房を構えていましたが、スペースが手狭になったため上山市に

拠点を移したそうです。

 

センターテーブルの大きさはちょうど畳一枚くらい。

このまま食事のテーブルにも使えそうですが、陳列台なので10cmほど高く作られています。

店主のご自宅には別に無垢材のダイニングテーブルをつくってもらいました。

 

奥に見えるカウンターも、ホワイトアッシュと同類のタモ材。

こうした無垢材のやわらかい表情は、kanmiのお菓子とよくなじみますね。

看板商品のスコーンを並べて、今日もお店の真ん中でお客様を出迎えています。

 

kanmiのつくり手②

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kanmiの店舗部分の壁は、すべて漆喰塗りの仕上げとなっています。

白くペンキを塗ったり漆喰風のビニルクロスを貼る方がラクかもしれませんが、

同じ白色でも、人の手で塗られた漆喰にはどこかあたたかみや安心感がある気がします。

 

kanmiの漆喰壁を塗ってくれたのは、原田左官工業所の原田さんです。

原田さんのところは以前から左官体験ワークショップを行ったり、熱心に活動をされています。

家の壁すべてとはいわず、一部でも自然素材を取り入れてみるのもいいかもしれません。

家族で左官体験しながらの家づくりもオススメです。

 

kanmiのつくり手①

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kanmiの入口扉には、アイアンでつくられたドアハンドルがついています。

お店に来たお客さんが必ず2回は触れる場所です。

シンプルな店舗内装と対比するかのような、この有機的なフォルムはお店のアクセントに。

 

このドアハンドルをつくってくれたのは、鉄造形作家の那須悟さん。

愛知県生まれの那須さんは、小国町の基督教独立学園高校、東北芸術工科大学、そして

大学院を卒業し、現在は山辺町作谷沢で制作活動をおこなっています。

県美展彫刻部門で2年連続最高賞を受賞したのも記憶に新しいところです。

 

今回のドアハンドル製作にあたっては、店主がお好きで娘さんの名前にも使われている「蓮」を

モチーフにして、那須さんならではの柔らかな曲線をいかしてゼロからつくってもらいました。

手の掛け方の違いによって、外側と内側で形を変えているところも特徴です。

お店にいった際には那須さんの手仕事もぜひ感じてほしいとおもいます。