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思い出をつみあげる

|神町のアトリエ|

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いよいよ壁の仕上げに入っていきます。

建て主さんの「ゴチャゴチャした小屋がいい」というオーダーを受けて、今回挑戦するのは

「木っ端材の乱張り」とでも言ったような仕上げ。

 

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もともと建て主さんのところには、母屋の建て替えの際に出た旧住宅の解体材や、

新築時の端材が大量にストックされていました。

趣味で木片細工をしようと思って取っていたものだそう。

このプラスチックケース10箱分以上はあるでしょうか。

 

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好きだった旧住宅の部材など思い入れのある木片を、合板にランダムに張り付けて

いきます。作業は大工さんのサポートのもと、建て主さんやそのお仲間たちで

ワイワイ楽しみながら、悩みながら。

今まで経験のない仕上げに、一番大工さんが悩んでいたかもしれません。

 

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半日でもけっこう進みました。

材料が尽きるまでぐるっと空間を覆っていきます。

最後に塗装するので、また違った表情になるはずです。

 

 

[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

色見本

|女川のギターファクトリー|

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床の墨モルタルがおわり、養生してから大工工事がはじまっています。

ギター製作時の使い勝手を考えて、壁は合板張りにしています。

 

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その合板の色見本。

床モルタルの墨色、天井塗装の黒色との相性を考えてえらびます。

そろそろ空間の全容が見えてくる頃です。

 

 

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階段と棚

|神町のアトリエ|

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壁に階段がとりつきました。手すりは別途お楽しみ。

片持ちで浮いているような感じの納まりです。

大工さんには試行錯誤、かなり頑張ってもらいました。

 

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各所に棚や窓枠もできてきています。

写真中央の横長窓は、建具が入るまでベニヤで封鎖中。

つぎは、壁の木端材張りがはじまります。

 

 

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学内講評会

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非常勤で授業を受けもっている山形大学3年生の設計課題も、いよいよ大詰め。

今日は学内での最終講評会でした。

今年の受講生は例年より少なかったものの、それぞれが1/50スケールの模型を家具まで

つくり込み、想像以上の頑張りを見せてくれました。

 

学内の建築系の先生方を交えた講評会につづき、来週は実際に想定している七日町の

場所で、オーナーや商店街の人たちに向けてプレゼンテーションをおこないます。

学外講評会ではどんな意見や感想が聞かれるか楽しみです。

 

 

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