井上貴詞建築設計事務所

YAMAMORI TRAVEL VOL.12 仏生山

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昨日、河北町で今年最後となるYAMAMORI TRAVELを実施しました。

今でこそ町の中心は役場等のある谷地という地区ですが、読んで字のごとく昔は一帯が

沼地だったそう。むしろ西側の山裾の方が栄えていたそうです。

 

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今回の舞台は、まさにその山裾の西里と呼ばれる一帯。

この仏生山(ぶっしょうざん)には、江戸末期に地元有志が西国を訪れてつくった四国八十八ヶ所

の写し霊場が残されています。

 

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山頂へ向けてひたすら尾根伝いをのぼっていく山道沿いに、1番から88番までの石仏が

並べられています。かつては隣りの山にも分散して置かれていたようですが、

霊場の衰退に伴い、なるべく訪れやすいように20年ほど前に再整備されたそう。

 

山自体も、マツ枯れに続くナラ枯れがひどく、衰退具合が顕著です。

手入れを行なう人材不足はどこの山も同じ課題です。

 

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あいにくの小雨模様で、山を下りてきた頃にはすっかり身体も冷えきっていました。

麓にある紅花資料館は、地元の名主・堀米家のかつてのお屋敷です。

資料館の広大な敷地の中にある体験工房で、ランチをいただきます。

 

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最近の河北といえば、かほくイタリア野菜研究会が有名です。

そのミラノカブなどのイタリア野菜をふんだんに使ったスープを、地元の矢ノ目糀屋さんに

つくってもらいました。矢ノ目さんの味噌と塩糀をベースにしたとても温まるスープで、

具だくさんでとても美味しく、大満足でした。

 

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午後は、地元の遠藤さん率いるべに花染研究サークルの皆さんから手ほどきを受けて、

紅花染めワークショップを。その昔紅花で大変栄えた河北町ならではの体験です。

 

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シルクのスカーフに人それぞれの絞りを付けて、赤く染まった紅花の染料に浸して

じっくり色を付けていきます。しだいに自分たちの手も真っ赤になっていきます。

紅に染まった手はあえて石鹸で洗わない方が、美容効果でつやつやになるとか。

 

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その後、県産のホオノキでスカーフ留めをつくり、合わせるとこんな感じに。

このスカーフ留め、マグネット仕様なので単独で帽子等に付けてもカワイイです。

 

今年最後のTRAVEL、精神的支柱の森林ガイド・カベさんが体調不良で不在になったり

ピンチもありましたが、地元・永昌寺の布川さんをはじめ、河北町の方々の手厚い

サポートがあって何とか実現に至りました。

さらに詳しいツアーの様子は、下記FBページで。

https://www.facebook.com/YAMAMORI.PROJECT

 

 

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