works

湯守の旅籠(新丁の家)

kaminoyama, 2017

上山温泉街に幕末に建てられた旅館建築を住宅へとリノベーション。敷地脇には江戸時代から新丁上ノ湯という共同湯が置かれ、代々湯守が屋敷を構えていた場所です。建物はかつての旅館部分、居住部分、座敷蔵の三つからなり、後の時代に付け足された部分はすべて減築したうえで、元の風情を残しながらも採光・断熱・構造補強を取り入れ、新たな暮らしの場として再生しています。

施工   山形建設株式会社
所在地  山形県上山市
主要用途 専用住宅
構造   木造、土蔵造
敷地面積 481.88㎡
延床面積 328.90㎡
竣工年  2017年