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秋晴れの地鎮祭

|草の堂(住宅新築)|

秋晴れの素晴らしい天気の中、新しい住宅の現場の地鎮祭が執り行われました。
朝早くからの式でしたが、建て主さんのお子さんも全員参加し、賑やかに無事
完成を祈っての乾杯となりました。

来月から基礎工事に入っていきます。
こちらの現場の様子も少しずつ紹介していければと思います。
完成は来年3月の予定です。

 

 

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稲穂

山形市から西川町へ向かう道中。
田んぼはもうすっかり稲刈りの季節ですね。

 

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漆喰塗りはつづく

|上町の家(住宅新築)|

建て主さん自ら行なう漆喰塗りの作業がつづいています。
ようやく2階のリビング正面の壁に着手しております。
1階部分でだいぶマスターしてきたそうで、作業がどんどん進んでいきます。

2階のもう一面の壁も分担しての作業。
2階はほとんどが珪藻土クロスですが、アクセント壁として一部漆喰塗りにしています。
色はほぼ一緒なので写真では両者の見分けがつきづらいですが、かなりキレイに
塗られていきます。

1階の子ども室もご家族の力合わせて。
天井は珪藻土クロスですが、光が反射するので、照明なしでも明るく見えます。
壁の仕上げ作業が終わったら、設備機器の取り付けとなります。

 

 

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OPEN ARCHITECTURE

JIA(日本建築家協会)東北支部+山形地域会が主催の作品見学会が酒田で行なわれました。
台風直撃で天気が心配でしたが、思ったほどひどくなく雨にも降られませんでした。
見学先は、昨年完成したばかりの市営の斎場。
設計は仙台の針生さんと地元の齋藤さん・小山さんの設計共同体。
酒田市美術館や土門拳記念館にもほど近い、庄内砂丘の防風林の中にありました。

杉の格子におおわれたアプローチ。
薄いグレーの色合いも美しく、とても軽やかな印象。

圧巻はやはり、松林まで視界が開かれた吹抜けの炉前ホール。
庄内の自然に見守られながら、最後のお見送りをする場として丁寧につくられています。

素材の使い方もいろいろ勉強になります。
館内各所で見られるこの菱形に貼られた壁紙は、西川町でつくられた月山和紙に
竹炭パウダーを加えて貼ったもの。
床の石張りや天然リノリウム、壁の左官仕上げ、杉の格子など、シンプルな形の中にも
素材感が出ていて土地柄も反映されています。

周辺の松林は、海からの強風の影響で全体が東側に傾いているのがわかります。
ここに来てあらためて、庄内の防風林の尊さと自然の驚異を建築を通して
認識することができました。

見学会の後、山形地域会の役員会が市美術館の喫茶室で行なわれ、それに出席して
一路山形に戻ってきました。

 

 

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worksを追加しました(hana cafe)

今春完成した「hana cafe」について、worksに追加しました。

坂巻川沿いの桜並木の脇に立つ、とてもちいさなカフェです。
春には遊歩道と河川敷の上下二段の桜並木が、薄紅色の幻想的な風景をつくり出す
山形市の隠れた名所といえる場所です。

木造平屋の10席ほどのちいさな店内ですが、桜並木と瀧山の眺望を最大限に考慮した
配置平面になっているので、すべての客席から外を感じることができます。

窓際のカウンターやテーブルの天板は、すべて国産のサクラ材でつくっています。
天板の加工は土澤木工、脚の製作はカンノウェルディングが担当しています。

詳しくは、事務所ウェブサイトのworksをご覧ください。
https://takashiinoue.com/works/

 

 

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漆喰DIY

|上町の家(住宅新築)|

足場がとれた上町の家の外観。
北側の前面道路に対しては開口部をなるべく控えめにしています。
これから敷地の北と東を囲むように板塀をまわす予定。

1階の内壁は一部を除いてほとんどを建て主さん自ら漆喰塗りをおこないます。
北側に面する洗面脱衣は、高窓と漆喰の白で日中は照明なしでも明るいです。

ご夫妻自ら、主寝室を塗っている最中。
こちらは少しベージュがかった色の漆喰を選んで全面的に塗っています。
子ども室はお子さん達と一緒に塗るとのこと。
WC→洗面脱衣→主寝室と、塗る面積も次第に大きくなっていますがどんどん
コツを掴んできているようです。

 

 

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LiVESに掲載されました(桐生新町の家)

雑誌「LiVES vol.107」(2019年9月14日発売)に、「桐生新町の家」が
掲載されました。

「最新リノベーションカタログ」という巻頭特集の中で、住宅の改修事例の一つとして
取り上げていただいています。「文化の香るレトロな街で アートの映える簡素な
家を持つ」と題して、4ページにわたって紹介されております。

 

全国の書店のほか、ネットでもお買い求めいただけます。ぜひご覧ください。

https://www.livesjapan.com/issue/107

 

 

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風景を切り取る

|上町の家(住宅新築)|

足場がとれて、だいぶスッキリしました。
外壁で囲われた外部空間(2階のデッキテラスと1階の中庭)をリビング側から見たところ。
ところどころ開けられた風穴で外の景色が切り取られます。

2階の内壁はほとんどが珪藻土クロス張り。
奥の壁は建て主さん自ら漆喰を塗る予定です。
天井のシナベニヤ張りもスッキリしています。

後から建て主さんの希望で形状変更したダイニング脇の窓。
道路挟んでお向かいさんの庭の緑をうまく借景として取り込んでいます。
ハナから狙ったわけではなくあくまで偶然ですが、こういうのがあるとつい嬉しくなります。

2階のリビングからつながるウッドデッキ。
大きな開口部にはこれからアルミの庇がつきます。
敷地内に残る既存の柿の木がこの高さまで伸びています。

 

 

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クロス

|上町の家(住宅新築)|

午前中ひさしぶりの大河原町からの、午後イチは上町の現場。
天井の珪藻土クロスが貼られているところです。

2階の壁も珪藻土クロスを貼っています。
北面の家具もだいぶ入ってきました。
南側デッキからの光で、リビング周りはとても明るく見えます。

デッキテラスもあっという間にできました。
テラス部分の手すりも鋼製。塗装はこれからです。

 

 

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撮影日

早いもので竣工後一年を迎えた「小白川の家」の、完成写真の撮影にお邪魔してきました。
この一年の間に少しずつ加わったカンノウェルディングさん特製の家具やアイテム類によって
とても洗練された空間に昇華されています。

写真の仕上がりはもう少し先になりますが、worksで紹介されるのをぜひお待ちください。
「湯守の旅籠」や「桐生新町の家」とも違う、戸建てリノベーションの新しい可能性です。

 

 

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