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解体

[ 大河原の家 ]

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再利用材を確保したら、解体はあっという間。正味2〜3日くらい。

写真に残る基礎も、重機でなでるとカンタンに崩れました。

建てるのに数ヶ月かかることを考えれば、解体はあまりにあっけないですよね‥

 

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先日既存建物からばらしてもらったブナのフローリング材は、工務店さんの作業場で

一時保管しておいてもらっています。

来週からいよいよ建設工事にうつります。

 

 

[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

床材のリユース

[ 大河原の家 ]

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既存建物の解体がはじまる前に、新たな建物で使えそうなものを外して保管しておきます。

特に縁側等で使われていた床材は色褪せや汚れが目立っていたものの、建てられた時代を

考えれば無垢材のはずなので、再利用できるのを期待していました。

 

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縁側以外の廊下に使われていたものは比較的状態もよく、量もそこそこ確保できそうです。

端の方から、少しずつ手バラシで進めていきます。

 

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一枚ずつ取り外してみると、裏面はきれいな地の色がわかります。

やはり合板などではなく、18mmという厚目の無垢のブナ材でした。ズッシリ重みを感じます。

 

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外した床板は表面を再度きれいにしてから、新たな建物の居間にふたたび床材として

敷くことになります。国産のブナ材でできたフローリングなんて、新規にはなかなか

つくれるものではないので、本当に貴重な材料を残してもらえたと思います。

このほか一部建具も再利用する予定です。

 

 

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YAMAMORI TRAVEL VOL.10 平野山

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きのう寒河江の平野山で開催した、通算10回目となるYAMAMORI TRAVEL。

午後におこなっている木工ワークショップは、これまでいずれも小さな家具や小物を

つくるというものでしたが、今回は過去最大となる「小屋」づくりをみんなで行ないました。

 

講師には平野山の麓に工場をもつ㈱シェルターさんの若手スタッフ陣。

シェルター特有のKES構法とよばれる金物工法でつくられた部材で、組み上げていきます。

 

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あくまで仮設の小屋なんですが、土台から手分けして組んでいきます。

参加者の人数が多くて代わる代わる作業をしていきますが、DIY魂に火がつくのか、

子どもも大人もつい夢中になりますね。

 

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途中雨に降られて一旦は作業がストップしたものの、雨を見計らって再開。

最後まで組み上げました。ドリフトピンと呼ばれる金物を打ちつけてガッチリ固定します。

2帖分の畳を敷けなかったのは残念でしたが、ぜひ次の機会も設けたいなと。

 

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ワークショップはもう一つあって、寒河江の鏡畳店さんを講師に迎え、今回共同で

考えた「い草トレイ」づくりをおこないました。

国産のい草を、糸を張っておいた板に10本ずつ編み込んでいく、疑似畳づくり体験教室です。

これも皆さん無心になって作業していました。

 

今回おこなった二つのワークショップはどちらも建築分野ですが、扱うものが大きい建築でも

こうやって身近に楽しめる体験ができると再認識しました。

今回のツアーの全貌はフェイスブックページに載せています。

https://www.facebook.com/YAMAMORI.PROJECT

 

 

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確認申請

確認済証

設計の仕事で、案外神経を使うのが「建築確認申請」です。

工事の前に設計内容が建築基準法等に合っているかどうかを審査してもらう制度で、

これが通らないと着工できない関門ともいえます。

 

いわゆる「四号建築物」と呼ばれるような、住宅くらいの小さな建物であれば、

審査自体もさほど難しくなく、申請から許可が下りるまで2〜3週間で済みます。

それでも近年、法改正がめまぐるしく提出書類や様式も変更されるため、柔軟な対応を

迫られることもしばしばです。(ちょうど今月1日から申請書が新様式に改正)

 

これまでいろんな用途・規模の建物の確認申請を経験してきましたが、それでもやはり

許可証ともいえる「確認済証」が発行されるまでは、下りるとわかっていてもドキドキします。

そういうわけで、この確認済証を受け取るとじつに晴れ晴れとした気分になって、

いよいよ始まる建設工事に期待がふくらみます。

 

 

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一周年

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事務所を設立してから早いもので一年が経とうとしています。

この一年、本当に様々なご縁をいただき、多くの方に支えられながら日々の設計活動が

つづけられていることに感謝しています。ありがとうございます。

 

事務所のロゴ「♯」に込めた、「地域の価値を高め、暮らしの質を上げていく」という

精神を大切にしながら、よい住宅・よい建築を大事につくっていけたらと思います。

引き続き今後ともよろしくお願いします。

 

 

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グランドオープン

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先月プレオープンした山形レコルトマルシェがいよいよグランドオープンとなりました。

これから秋まで、毎週金曜に開かれることになります。

出店者も週によって変化があるそうです。

 

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事務所で担当したDIY木製テーブルやベンチも、少しずつ増殖中です。

希望する方には誰でも作り方を教えています。

 

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毎週街なかに行けばやってる、というのがいいですよね。

山形の新しい日常として定着していくことを望みます。

ちょうどお昼の時間帯、ここで買って食べるというのもアリです。

 

地元はもちろんのこと、仕事や観光で山形に来た人が偶然にも出くわして良かったと

思ってもらえるようなマルシェになるといいですね。

 

 

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解体前調査

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大河原の既存住宅もまもなく解体がはじまります。

工事に入る前に、重機の乗り入れや工事動線の確保が検討されます。

移植の費用も考えて、なるべく大物の植栽はいじらないように。

 

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ちらちらと作業の様子を伺う影が、、

隣の屋根から心配そうに覗いていました。

 

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ラジオ出演

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JIA(日本建築家協会) 山形地域会で何年も前から担当しているラジオ番組があります。

その名も「まじゃって楽しい街づくり」。ネーミングに時代の香りを感じます。

 

6月,9月,12月,3月の隔週水曜日(奇数週)の10時半から15分程度です。

JIAに入会して早々、今年度の担当を仰せつかり、昨日はその第1回目でした。

初回は本間弘地域会長から、JIA山形地域会の活動についてのご紹介を。

 

今年度のテーマは「建築家とつくる家づくり」にしました。

毎回、山形の会員建築家に登場してもらい、そのお仕事やお施主さんとのエピソードなど、

実際に山形の建築家の家づくりはどんな感じなのか、話を伺います。

 

建築家との家づくりに憧れる人は多くても実際に頼む人は少ないといいます。

それはどうやって頼んだらいいかわからなかったり、そもそもどう知り合ったらいいか

わからないという情報/コミュニケーション不足が大きいかもしれません。

 

家づくりをお考えの人や興味のある人は、ぜひ聴いてみてください。

FM76.2 ラジオモンスター

山形を拠点に活動する建築家が数多く登場します!

 

 

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演習課題

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非常勤で行っている、東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科での2年生の演習課題。

今日は前半組の学生たちによるプレゼンでした。

インテリアデザインの基礎を学びながらの演習なので、試行錯誤する時間はいくらあっても

足りないくらい。模型はここからもっとブラッシュアップされていくはず。

来週からは後半組の学生がはじまります。

 

 

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