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ku:nel [クウネル]に掲載されました

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雑誌「ku:nel [クウネル] 75号」(7月18日発行)に、「森の家」が掲載されています。

「ようこそ、夏の家へ。」と題したお宅訪問の特集となっており、6つの家のお話の中で、

森の家が先頭をきって登場します。

 

建物の話というよりは、ここで営まれてる日常の風景や、森に抱かれた暮らしの情景が、

ごく自然に切り取られていて、とても恋しくなりました(笑)

 

書店、コンビニ等でお買い求めいただけます。ぜひご覧ください。

http://magazineworld.jp/kunel/

 

 

[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上 貴詞建築設計事務所 ]

合同プレゼン

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昨年から非常勤として受け持っている東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科2年生の

インテリア演習。今週でいよいよ後半組も終わり、他の先生方の授業との合同プレゼンでした。

 

インテリア系からは代表して5名のプレゼン。

つくろうとする空間のイメージが特に伝わってくる提案ばかりで見応えあります。

この5名以外にも魅力的なものは多かったので、今後も楽しみです。

 

製品や家具系のプレゼンで顕著だったのが、最終案までに変遷するプロトタイプの数の多さと

その多様さ。それを見てると、インテリア系ももっともっと最初の案をブラッシュアップして

いく余地は十分あると思います。授業だけにとどまらずもっと案を進化させていけそうです。

 

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[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

日本一あつい街と冷やし文化

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10年前、仲間とまちづくりコンペに応募しそれが実現されることとなった「W7プロジェクト」

山形の豊かな水文化と、日本一暑いまち(当時)という気候条件に着目して提案したものです。

 

山形市は、蔵王連峰から流れおちる馬見ヶ崎川の扇状地の斜面上にまちの骨格がつくられ、

その勾配を利用しまちには川から取水した水路「山形五堰」が400年近く流れ続け、

盆地によりもたらされる日射加熱とフェーン現象によって、雪国なのに夏は酷暑を迎えます。

地形によってじつに独特な文化を育んできた街だと言うことができます。

 

このプロジェクトは今年で10年目を迎えますが、代表的なイベントの一つ「大打ち水」は

毎年7月25日(40.8℃の記録日)に実施されて10回目を数えました。

その間、「日本一暑いまち」という称号?は、熊谷、多治見、四万十と移り変わりましたが、

ここ数年で山形の「冷やし」文化の多様さにも目が向けられ始めた気がします。

冷やしラーメン、冷やしシャンプー、冷たい肉そば、だし、水まんま、酢だまり氷‥

 

まちを網の目のように流れる五堰もまた、エアコンのない時代の貴重な冷やしツールだったかも

しれませんね。水田や緑陰など、田舎だと当たり前にあったものも、そう。

山形はこれから「日本一冷やすまち」をめざします(笑)

 

 

[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

枠塗装

[ 下反田のガレージ ]

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せっこうボードの貼り方がようやく終わって、目地の処理を残すばかり。

天井裏には断熱材のグラスウールを敷き込んだので、以前から比べるとぐっと断熱性が高まった

気がします。四方に窓がきられているので、風も通り抜けて炎天下でもむしろ涼しいくらい。

 

既存の窓枠も白く塗られ、それだけでもだいぶ部屋の印象が変わりました。

壁と天井の仕上げ材は漆喰の予定です。自分たちで塗る漆喰、いまから楽しみです。

 

 

[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

基礎配筋

[ 大河原の家 ]

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基礎の配筋工事をおこなっています。炎天下の作業、職人さんには頭が下がります。

今回の敷地は地盤があまりよくないので、一般よりもだいぶ厚い250mmのベタ基礎とし、

ダブル配筋として設計しています。

 

住宅保証機構の検査も無事通り、これからコンクリートの打設に入っていきます。

 

 

[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

南三陸 復興の橋

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「きりこばし」

□再生の象徴としての、祈りの橋

自然とともに生きる南三陸に今も伝わる伝承切り紙「きりこ」のような、

人の暮らしに寄り添い、自然に寄り添う橋を提案する

□海から川へ、そして山へとつながる

復興の橋が位置するのは、町の中心を流れる八幡川が志津川湾に流れ込む

ちょうど汽水域。橋上に立てば南に志津川湾、北に上山八幡宮、そして

その先には古くから霊山として栄えてきた田束山が鎮座する

□きりこが導く二重らせん構造

きりこをつくる「折る」「切る」「開く」という3つの所作から生まれる

ジオメトリー。接円5mと8mのらせんが11.8mの周期で絡み合い、脈動する

ような連続体が形づくられる

 

[ 南三陸 復興の橋 デザインコンペ 応募案 ]

Structural design: Takushi Nakata + Midori Kanayama + Miyuki Saito

Photo: Kazuhiro Ishiyama

 

梅花藻

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来週土曜日の親水イベントに先駆けて、まちコンメンバーで御殿堰の掃除をしてきました。

市中心街からはやや上流の、八小〜東部公民館あたりに流れる御殿堰です。

事務所からも歩いて数分のご近所エリア。

 

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御殿堰をはじめとする山形五堰の水のきれいさを象徴するのが、この梅花藻(バイカモ)。

冷たい清流を好むとされ、静岡の三島や滋賀の醒ケ井、山形では遊佐町が有名です。

山形五堰でも笹堰、そしてこの御殿堰でも近年かなり群生してきています。

 

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バイカモのもう一つの特徴は、なんといってもその名が示す可憐な白い花です。

ちょうど6月から7月にかけて最も開花する時期を迎えます。

水の流れがないと育たず、あっても勢いが強いと花も立ち上がらなかったり、同じ水路でも

見所ポイントが変わってきます。

 

貴重な梅花藻を探しがてら、山形の街なかをそぞろ歩きするのも楽しいかも。

山形大学の笹堰では今の時期ホタルも見られます。

 

 

[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

ミントの庭

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siomokuさんとお邪魔したお家のお庭に、一面のミントが。

これだけ群生していると、まわりには爽やかな香りが漂います。

暑い日が続くなか、とても心地の良い時間を過ごせました。

 

今度siomokuさんが講師の木工ワークショップが開催されるようです。

詳しくは、http://katachiproject.com/

なかなか貴重な機会なので、ぜひどうぞ(すでに予約がいっぱいの可能性アリ)。

 

 

[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

月の森

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月山に抱かれたブナの森をあるいてきました。

景色を堪能するだけでなく、実際に森に入って歩くことで充実感が何倍にも膨れ上がります。

この森の中に、歩く一つの目的となるような、ちいさな「居場所」を構想中です。

きれいな水が流れ、木の実が生り、冬はぶ厚い雪に覆われます。

 

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[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

地縄張り

[ 大河原の家 ]

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更地となった敷地に、地縄が張られました。

要は建物の位置出しです。道路や敷地境界線からの離れを確認していきます。

ほぼ図面通りにいきそうです。

 

こちらの工事に触発されてか、お隣にあった竹藪がキレイさっぱり苅られてしまい‥

お隣との緩衝帯としても借景としても貴重な緑だったのに残念です。

 

 

[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]