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森の家がグッドデザイン賞を受賞しました

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「森の家」が、このたび2015年度グッドデザイン賞を受賞しました。

http://www.g-mark.org/award/

新しい暮らし方に合わせた古民家の再生ということに加え、「地域の生産や生活と連動した計画

によって、多くの人に豊かな経験を作り出した」と、きちんと受け止めてもらえたことに何より

嬉しく思います。

森の家に住む三人(今夏、一人増えました♪)には、これからも末永く素敵な生活を送ってもら

いたいと思います。そして益々多くの人と、豊かな経験を共有できる場にしていってほしいと。

私も引きつづき、協力していくつもりです。

 

 

[ 山形県|山形市|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

<お知らせ>芋祭2015

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森の家が主催する収穫祭イベント「芋祭2015」が、来週末開催されます。

会場は、廃校を利用した「まざれや(差首鍋地区生涯学習センター)」です。

(森の家が会場ではないので注意!)

 

参加費は大人(中学生以上)3000円、小学生2000円で、甚五右エ門芋の芋煮等の昼食と、

芋掘り体験(1株分)、オリジナル手ぬぐいが付きます。予約制。

会場では森市というマルシェやツアー、ワークショップなども同時開催されます。

毎年県内外から多くの人が真室川の奥地に訪れる人気イベントです。ぜひお越しください。

お申込み等は下記サイトから。

http://www.morinoie.com/imofes/

 

|芋祭2015/IMO FES|

日時:2015年10月3日(土)9:00-15:00(受付は13:00まで)

会場:まざれや(差首鍋地区生涯学習センター)山形県最上郡真室川町差首鍋2886-1

参加費:3000円(大人)、2000円(小学生)※要予約

(芋の手ぬぐい1枚、昼食(芋煮とおにぎりと郷土食、天然鮎の塩焼き)、芋掘り1株分)

※小学生未満は昼食無料ですが、手ぬぐいや芋掘りは付いていません

 

 

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オープンハウス打合せ

[ 大河原の家 ]

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連休前の話ですが、関係者を交えた現場での下見と打合せがありました。

11月中旬の1週間ほど、大河原の家のオープンハウス(住宅内覧会)をおこなう予定です。

詳細は10月中旬にお知らせできるかと。

 

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アトリエを兼ねた住宅なので、きっと面白い企画になりそうです。

そんなことも考えながら、現場の様子を見ていました。

 

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アウトリビング

[ 神町のアトリエ ]

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今はまだガランドウの空間。

住宅の庭先に趣味のアトリエとして建てられた、ちいさな小屋の内装設計を進めています。

巨木の樹の内にいるような、深みと安心感につつまれた空間をイメージしています。

 

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小屋の建物自体は、先輩建築家・岡田宗一さんの設計です。

住宅の母屋との間には、枕木の敷かれた広いテラス庭があって、外の居場所を

つくり出しています。

 

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現役の旅館がある隣地には大きなケヤキとエンジュの木が立っていて、豊かな背景と

なってくれています。

庭も主役になれる環境はそうそうあるわけではないですが、ここでは特徴的な庭の形状と

相まって、面白い屋外空間が生まれそうです。

 

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外壁貼り

[ 大河原の家 ]

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天候もだいぶよくなってきて、外壁貼りがはじまっています。

大河原の家では、外壁は杉板張りにしています。

このままでも表情はありますが、今回はもう少し陰影を付けるため、この上に杉の押縁を

細かく入れて凹凸を出していきます。

 

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杉板の幅は160mm、厚みは15mm。

赤みがかった木の肌で、現場がすこし華やいだ感じになりました。

 

一方の内装は、合板の荒々しい雰囲気をそのまま見せています。

壁の方は竣工後、浸透性の木材保護塗料を建て主さん自ら塗っていただく予定です。

内部造作工事も終盤に入っています。

 

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指折りかぞえる

[ 円応寺通のスタジオカフェ ]

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すこし前にプレゼンしたときの模型写真。

1/50スケールだとここまでの精度でいっぱいかも…

スチールの本棚がちょっとゴツく見えますね。

 

この初期案を見てもらって、オーナーからの要望を受けてもう少し変化しています。

現在は実施設計中。

模型写真をあらためて見ながらイメージを膨らませていきます。

 

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屋根の下

[ 大河原の家 ]

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台風の影響もあって、雨の日が続いています。

大河原の現場は、雨で外周りがなかなか進まず、とにかく内部が進行中です。

屋根の躯体が表しとなって、そのまま天井面になっています。

 

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内部の壁もだいぶ出来上がってきました。

 

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発掘

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先週末、相談を受けている案件の調査で、上山まで行ってきました。

そこは図面も残ってなければどんな庭木が植わっているかもわからない古いお屋敷。

一部の建物は植物で埋もれかかっています。

 

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こんな雑然とした状況の中から、宝物のような資源がぞくぞくと顔をのぞかせます。

ひとつひとつ整理をしていきながら、ひたすら掘り起こしていく作業。

簡単な図面をおこすための実測も、建物内外でおこなっていきます。

 

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想像以上に大きい建物で、半日のつもりがあっという間にお昼をまわり‥

ようやく一通り測り終えました。

今後の展開が楽しみです。

 

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神町station

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東根での打合せの帰りに、気になっていた神町駅に立ち寄ってみました。

JIMMACHI STATIONの文字が印象的です。

戦後間もない昭和22年に連合軍によって改築された大きな木造駅舎です。

 

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いまは無人駅となっていて、一見外からはわかりませんが中に入ると明かり窓のある

天井の高い空間が広がっています。

柱に刻まれた手斧痕のような模様も残されています。

 

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ところどころに西洋建築っぽさが顔をのぞかせます。

駅舎の中央部分は大きな片流れ屋根ですが、両端は緩い勾配の切妻屋根になっています。

 

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外部の傷みは激しいものの、約70年前の意匠はそのまま。

今となっては時代を物語る貴重な遺構といえますが、それが実にそれとなしに

日常風景のなかに残されているのが山形の面白いところですね。

 

 

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YAMAMORI TRAVEL VOL.11 猿羽根山

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先週末は、舟形町でYAMAMORI TRAVELを開催しました。

日本三大地蔵のひとつが祀られている猿羽根山。現在も参拝に訪れる人は多く、

かつては羽州街道も通っていたため要所として大事にされてきたのがわかります。

 

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ちょっと前までは遊園地や展望台、大規模な自然公園として整備されたこともあった

ようですが、それも今は昔。手入れが行き届かず荒れた山道が残るばかりです。

そんな道でも森林ガイドの白壁さんにかかれば、たちまち魅惑の森林コースに。

 

地蔵堂を管理する定泉寺住職の奥様も、はじめて歩く山道と植生の豊かさに感動しきり。

小雨がチラつく天気でしたが、むしろマイナスイオンたっぷりの癒しの散策になりました。

 

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午後の木工ワークショップは、舟形の木工デザイナー・信夫さんを講師に迎え、舟形の町の

木でもあるエンジュで、箸づくり体験をおこないました。

会場は地蔵堂脇の「さばね山蕎麦」を特別にお借りして。

 

猿羽根山地蔵尊の深い懐に抱かれて、じっくりと非日常の空間を楽しんだ一日でした。

ツアーの詳細は、YAMAMORI PROJECTのFBページに載せています。

https://www.facebook.com/YAMAMORI.PROJECT

 

 

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