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住宅打合せ

|櫻の園|

南外観

昨夜は、建て主さんと会食しながら住宅の打合せ。

イメージを共有していきながら、着実に形にしていきます。

大きな模型を持っての移動に、居合わせたお店の人も驚いてましたが、お店の人にも

なかなか好評でした笑

これから実施設計を進めていきます。

内観1

北外観

内観2

玄関回り

縁側

2階

 

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<お知らせ>みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016

山姥

2年に一度開催される「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」が、いよいよ来週から

9月の約一ヶ月間、山形市中心街ほか県内各地ではじまります。

https://biennale.tuad.ac.jp/

そのなかで、私の事務所では「市プロジェクト」の空間・什器設計を担当させて

いただいております。

 

芸術界隈

「市プロジェクト」は、古くから〈市の街〉として栄えてきた山形市七日町界隈に、

手仕事・農作物・アート・服・本の5つの市を立て、東北に根ざした活動をおこなう

クリエイターや生産者を紹介するプロジェクトです。

 

5つの市は、

「山姥市」:市民有志が山のセンダツから学んだ技で、土産のルーツとしての山苞

(ヤマヅト)を制作・販売。ものづくりのこれからを見据え、山の手仕事を伝承・

交易させる場としての市庭(いちば)をひらく directed by アトツギ編集室

 

「山形衣市」:形の服飾産業を県内外に発信するため、ブランド4社のコラボレーション

でコレクションを制作・発表する。モチーフは安部公房の小説『砂の女』。展示終了後

に、コレクションの販売会も開催する directed by 飛田正浩

 

「芸術界隈」:中山間地の廃校や、セルフリノベーションした元旅館などを拠点に活動する

アーティストが集結し、七日町御殿堰の緑地に仮設の「芸術界隈」を出現させる。山形在住

の気鋭アーティストから絵画や陶器の作品が直接買えるアートの市 directed by 三瀬夏之介

 

「ふうどの市」:毎週1名のゲスト農家を招き、昼は旬の伝統野菜や果物を販売。隣では地元

の料理人がゲストの食材を使ってフードを提供する。また、夜は農家との交流イベントを開催。

「見る・食べる・対話する」を通じて「作る人と食べる人の幸せなつながり」を提案する。

directed by 松本典子

 

「本の市(ブックトープフェス)」:県立図書館を併設する遊学館では、朝から夜まで1日

ロビーを借り切り「山形×本」を心ゆくまで楽しむ本のフェス「ブックトープフェス」を

開催。本のマルシェやゲストによる多彩なワークショップ&トークで、街と人をつなぐ

本の可能性を探る directed by ナカムラクニオ

 

と、多彩な内容です。それぞれの開催場所・日時はホームページをご確認ください。

 

ブック

私の方ではこのうち、山姥市・芸術界隈・ふうど・本の市の4つの市でそれぞれ什器と

空間を設計しています。来週頭から設営作業も本格化していきます。

9月3日(土)に開幕するので、ぜひ都合の良いときに足をお運びください。

 

ふうど

山形ビエンナーレではもうひとつ、トークイベントにも出演します。

9月24日(土)13:00-14:30

「洗心庵を読み解く」@洗心庵  三瀬夏之介×井上貴詞(建築家)

山形ビエンナーレ出品作家の日本画家、三瀬夏之介と、山形市緑町在住の建築家、

井上貴詞が会場である洗心庵の歴史をひも解きながら作品解説を行います

 

これは、洗心庵で開かれる日本画家・三瀬夏之介さんの展示の関連イベントとして

おこなわれます。

 

「三瀬夏之介個展 山形の絵 -小盆地宇宙-」@山形県緑町庭園文化学習施設 洗心庵

9月3日(土)~25日(日)9:00-17:00(5、12、18、19日休館)

http://www.gakushubunka.jp/senshin-an/

山形ビエンナーレ2014で、大和から東北へ列島を縦断するような巨大屏風「日本の絵」

を、東北芸術工科大学7階ギャラリーで発表した 三瀬夏之介。本芸術祭では、暴れ川

だった馬見ヶ崎川のかつての流路や、網の目のように流れる山形五堰など、いにしえの

水の記憶をベースに、山形の可能性を 呼び覚ますインスタ レーションを岩城亘太郎が

作庭した「洗心庵」で発表する。蔵王の巨石や室町期の野仏などを配した池泉回遊式

庭園に、「宝来舟」や「小盆地宇宙」の世界観を 重ね合わる新たな山水画を創出。

建築家の井上貴詞とのトークもおこなう。

 

三瀬さんとは「市プロジェクト」の方でもお世話になっています。洗心庵の空間に

三瀬さんのどんな絵が展開されるのか、いまから楽しみです。

こちらもぜひ足をお運びください。

 

 

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陽光

|旧医院の雑貨店|

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屋外に設置するサインについて、建て主さんとデザイナーさんを交えた打合せ。

旧診察室でついつい話が盛り上がり時間を忘れてしまいそう。

隣の旧処置室も、まだリノベ前ですがこれでも十分よい空間です。

 

 

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建具の山

|新丁の家(古民家リノベーション)|

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新丁の家には、家のあちこちに使われていない古い建具が残されています。

それらを一堂にまとめて、いったん建具表に整理してみます。

どこにこんなに使われていたのかというくらい大量です、、

 

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建具市でも開けるくらいあります(笑)

すべて再利用するのは厳しいですが、なるべく活かしたいと思います。

高さ寸法はだいたいモジュールが揃っているので再利用もしやすいです。

 

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まだまだ残暑が厳しいです‥

 

 

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設計の日々

|櫻の園|

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最近リノベーションや芸術祭の投稿が多いですが、新築住宅の設計もいくつか

すすめています。

少し大きめの模型をつくりながら、内外の仕様を検討し、フィードバックしていきます。

ひたすら地味な作業がつづきますが、実はもっとも重要な作業です。

制作過程はなかなか建て主さんに見てもらうことはないですが、そのカタチに

たどりつくまでにとにかく色んな可能性を試しながら、選択していきます。

 

 

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屋根

|新丁の家(古民家リノベーション)|

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旧旅館部分は近年金属瓦に葺き替えられ新しくなっていますが、つなぎ部分と

座敷蔵の鉄板葺き屋根はもはや限界‥

せめて新しいガルバリウム鋼板に葺き替えしたいところです。

下地木材はそこまで悪くなっていなそうですが、、

 

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下反田のガレージから

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今年のお盆は、休日返上で各プロジェクトの設計に追われているところですが、

昨日の夜はちょうど一年前に完成したカンノウェルディングさんのガレージオフィスに

呼んでいただき、山形市の花火大会を間近で見物させてもらいました。

 

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オフィス内も家具や小物がいろいろと増えて、とても素敵な空間になっていました。

撮り損ねている竣工写真も、そろそろ撮影できるかな‥

ちょっとした息抜きにもなって、ますますがんばろうと思います。

菅野さんご夫妻、ありがとうございました。

 

 

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のこり3週間

|山形ビエンナーレ・市プロジェクト|

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開催前最後の市プロ会議がありました。

みちのおくの芸術祭・山形ビエンナーレまで、あと3週間。

9月の土日に、街なかで一風変わった5つの市が立ちます。

詳細はまた後日、お知らせします。

 

 

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夏空の下

|新丁の家(古民家リノベーション)|

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上山のプロジェクトも佳境を迎えようとしています。

改修図面に必要なところをひたすら実測していき起こす作業のくりかえし。

作業しながらイメージが新たに浮かんできたりもします。

 

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並行して、建て主さんの方も建物内の清掃作業をすすめています。

プロ顔負けの徹底ぶりで、見違えるようにキレイになっていくのがわかります。

蔵の方はほとんど畳替えと若干の補修で済みそうです。

 

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母屋2階からの眺め。

この空の青さがいかにも夏を感じさせます。

 

 

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花笠の夜

|旧医院の雑貨店|

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今年の花笠祭りは、珍しく雨の降らない暑い暑い三日間でした。

リノベーション計画が進んでいる旧医院では、建物前で毎年恒例という花笠限定ショップが

オープン。一本裏通りですが、花笠祭りのお客さんが次々と足を止めていきます。

 

ただいま工事見積り中。

11月のオープン以降もこうした人の集まる風景が日常化することを期待します。

 

 

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