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年末年始の休みについて

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事務所の年内の営業は、12月29日(金)までとさせていただき、12月30日(土)~

来年1月4日(木)を年末年始休業とさせていただきます。

 

本年も、とても素晴らしい方々とのご縁を頂き、多くの人のお力をお借りしながら、

ものづくり、ことづくりの現場に立ち会うことができました。

この一年、お世話になったすべての皆さまに感謝申し上げます。

 

来年は1月5日(金)からの営業となりますが、お休み中のご連絡はメールにて

お願いいたします。良いお年をお迎えください。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

現場打合せ

|福ノ神の家|

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昨日は晴れたり雨に降られたりのくり返しで、落ち着かない空模様でした。

そんな中、建て主さんご一家が建て方後はじめて来られての現場打合せ。

 

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床が上がったばかりの2階も見てもらい、眺めや部屋の大きさを体感してもらいました。

お子さんは高いところに上がるのが何より楽しいみたいです。

外観まわりの仕上げ材(外壁・サッシなど)のサンプルも現場で確認してもらい

その場で決定となりました。さっそく発注をかけ、年明けの施工を待ちます。

 

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年内も残すところあと少し。

 

 

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雪に備えて

|福ノ神の家|

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建て方からほんの数日、一気に屋根が葺き上がりました。

雪が本格化する前に、外周部は一通り覆ってしまって、工事への雪の影響を

なるべく軽減するためです。

 

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風雪から守られた内部で、引き続き作業が進められています。

開口部はこれから開けていくので、まだ表情がありません。

 

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足場をのぼって、屋根の確認。

屋根のレベルまで上がると山形の市街地が一望できました。

スッキリした天気です。

 

 

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建て方

|福ノ神の家|

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山形市内で進んでいる新築の現場、文字通り晴れて建て方工事の日をむかえました。

冬期の工事は雪の具合によって作業の進捗にも大きく影響してしまうので心配が

尽きませんが、運良く晴天となり順調に組み上がっていきます。

 

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建て方の日は、ここぞとばかりに大工さんの数も増員され、一気に屋根まで建てて

いきます。屋根がかかって外周もおおわれれば、あとは天気に左右されることなく

内部工事も進められます。とはいえ、雪国の冬場の工事、寒い中職人さんには

本当に頭が下がる想いです。

 

 

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路地奥にて

|小白川の家(改修)|

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これから始まる住宅改修の現場にて。

敷地自体は、住宅街の路地の最奥にあたります。

車では敷地までアクセスできない一見不便な土地ですが、建て主さんが購入を決めた

理由の一つには敷地内の広い庭と、路地奥とは思えないこの南側の開放感。

 

山形市を代表する里山・千歳山や瀧山が一望できるロケーションです。

それもこれも隣接地が、まちなかには珍しい広大な大学キャンパスであるからこそ。

よほど大学で大規模な研究棟を新たに建てないかぎりは、この環境は維持されるでしょう。

 

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内部は既存の設備機器を取り外した状態。

躯体の状況を確かめながら、プランの可能性を探っていきます。

 

 

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群馬の建築と

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桐生行きに合わせて、時間を見つけては群馬県内の建築を見学しています。

前から見てみたかった群馬音楽センターは、高崎市にある国内でも指折りの音楽ホール。

設計は建築家アントニン・レーモンドで1961年に完成しています。

群馬交響楽団のホームグラウンドとして、市の予算以外に市民から1億もの寄付を募って

建設された、地元には欠かすことのできない存在です。

 

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この日はイベントのため、残念ながら内部の見学はできませんでしたが、次こそはぜひ。

半世紀前とは思えない色あせないデザインです。

音楽のあるまちを標榜する高崎の中心として、何ともうらやましい公共施設といえます。

 

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桐生のお隣、太田市に今年4月に開館した市の美術館・図書館。

太田駅のすぐ目の前に建ち、アクセス性は抜群です。

いくつかのコンクリートの箱のまわりを、鉄骨造の斜めの床が取り巻いているような

造りになっています。屋上はデッキが敷かれ、丘を登るようにぐるぐると上がって

いくことができます。箱の上は緑化され公園のような雰囲気も。

 

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内部は、洞窟のような空間から、動線が複雑に絡み合いながらも開放的な上部まで

展開されていきます。快適そうな居場所を見つけるために、自然とぐるぐる歩き回って

しまいます。館内は年齢性別を問わず実に多くの人で賑わっていて、カフェも満席。

商業施設かとも思ってしまうような自由な空気感があり、公共施設でここまで実現させた

プロセスと人たちに感心するばかりです。

 

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1階のカフェは、地元で人気のコーヒー店が手がけていて、メニューもしっかり

こだわっています。少し高めですが評判のソフトクリームは、噂どおりの美味しさでした。

 

 

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桐生にて

|桐生新町の家|

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桐生のプロジェクト、今回の改修に合わせて板塀を新設する予定ですが、周辺にどんな

板塀があるか、フィールドワークしてきました。

しかし、いざ歩いてみると、思ったほどは存在せず、むしろブロック塀や大谷石を積んだ

ものも多く散見されました。

重伝建地区といっても、各年代のものがさまざま残っている状態で、どの時代に合わせて

意匠をそろえるか、はハッキリとした正解も出しにくいですね、、

景観を損なわないようにしつつ現代なりの回答が出せればいいなと思います。

 

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あとは現場にて追加で細かい実測や確認を。

何回か通うなかで、だんだんと空間のイメージも整理されてきました。

ひたすら実施設計を進めていきます。

 

 

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リンゴリらっぱ

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森の家の佐藤春樹くんが代表を務める「リンゴリらっぱ」にお邪魔してきました。

改装された直売所(ちょっと相談に乗りました)がオープンしてから初めての訪問です。

 

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店内には採れたてのリンゴが量り売りされているのと、加工品であるジュースなどが

販売されています。お店のすぐ隣にはりんごの果樹園が広がります。

壁に貼られているのは、リンゴの木箱に使われていた板材。全部セルフビルドです。

 

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その場で絞ってくれるリンゴやラフランスの生ジュースもオススメです。

酸味など、好みに合わせて微妙に調整してくれたりします。

 

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場所は新庄市の北の方ですが、近くを通る際にはぜひお立ち寄りください。

 

リンゴリらっぱ

山形県新庄市昭和665

https://www.ringorillappa.jp/

 

 

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めごたま見学会

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今日は午後から、JIA山形地域会主催の建築見学会に参加してきました。

見学先は、金山町に今年完成した認定こども園「めごたま」の新園舎。

雪の降る中、一般も含めて30名ほどの見学者でした。

 

つい先日、地域づくりのやまがた景観賞の最高賞にも輝いた建物でもあります。

内部は地元の金山杉が惜しみなく使われています。

 

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このこども園は、自分たちで里山や田んぼを保有し、馬などの生き物と触れあいながら

自然とともに暮らすように子供を育てる里山保育に力を入れているのが特徴的です。

建物もまた、大きな「家」のように、ヒューマンスケールを大事にしながらとても

居心地よい空間にまとめています。

 

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雪の多い地域なので、冬期間の外部とのつながりには「土縁」をまわして中間領域を

つくり出し、暖かなスペースを守っていました。

夏場は逆に広場に開放されて、周りの里山とのつながりがとても期待できそうです。

夏の風景もぜひ見てみたいですね。

 

 

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