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既存解体

|桧町の家(住宅新築)|

桧町の新築現場は、今週から既存建物の解体がはじまっています。
南北にそれぞれ隣家が建つ敷地。
わずかに残る庭木や石類を移動しながらの作業となります。
梅雨とは思えない暑さ、、水分をこまめにとりながら。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

猛暑日

|小白川の家(戸建てリノベーション)|

天気予報を見ると、週明けにかけて連日の35℃前後の猛暑日がつづく気配。
小白川の現場に朝行くと、前日夜から締め切っていた室内(特に2階)は
外のジリジリと暑い日射がふしぎなくらいヒンヤリとしていました。

屋根・壁・開口部の断熱改修の効果を実感しています。

1階は、かつての縁側部分のアルミ製の掃出し窓が取り外され、腰壁付きの
樹脂製サッシ(横長窓)が付きました。
残す開口部は玄関扉のみ。

 

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木を使う/森を守る

|桐生新町の家(戸建てリノベーション)|

桐生の現場は、大工工事が大詰めを迎えています。
床には一面、群馬の県産材が張られ、すぐ養生シートで覆われていきます。
両サイドに見える壁はプラスター塗り、キッチンのコンロ部分の壁はタイル貼りです。
各部屋のシーンがよりリアルに思い浮かぶようになってきました。

お子さん達の部屋には、上部にロフトがお目見え。
ロフトの床は設計段階ではシナベニヤ貼りでしたが、大工さんとの協議で各部屋の床に
使っている厚さ30ミリのスギ材を使うことに。

今回の主要な床材には、施工を担当する建築舎四季さんからの提案もあって、
群馬県内で採れた「ぐんま優良木材」のスギ板(厚さ30ミリ)を使っています。
またそれにより「ぐんまの木で家づくり支援事業補助金」を活用しました。

この制度の良いところは、構造材とは別に「内装材補助」があること。
しかも新築住宅に限らず、住宅の改装も対象ということで、非木造のマンションの
リフォーム(賃貸は除く)などにも使えるのは大きいです。

主な条件としては、内装及び建具に「ぐんま優良木材」を10㎡以上使用し、かつ
部材の厚さが12ミリ以上(建具は除く)であること等が挙げられます。

木材をより多く使うためには構造材で使うことが量的には有効かもしれませんが、
構造材はなかなか現しにしないケースが多いため、視覚的には内装や建具への
活用の方がより完成後の訴求力は大きい気がします。

山形では、県の「やまがたの木」普及・利用促進事業や山形市の山形市産材利用
拡大促進事業があり、いずれも新築住宅向けで、構造・内装は問わず㎥単位による
使用条件が設けられています。
山形でもモデルケースとなるような住宅をどんどん設計していきたいですね。

 

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ボルドーパイン

|小白川の家(戸建てリノベーション)|

小白川の現場は、内部の付加断熱も進み、石膏ボードが貼り上がってきています。
樹脂サッシの取り付けも残り一ヶ所を待つばかり。
リビングの庭への視線の抜けが心地よいです。

二階では、仕上げの床板を張っている途中。
ボルドーパインと呼ばれる床材に、建て主さん自ら白い保護塗料を事前に塗っています。
一階はほぼ貼りおわった状態。

二階も窓台が付いて、だいぶ整ってきました。
窓台の材料はホワイトアッシュ(タモ)。
窓辺の柱型にもちょっとした秘密が、、
オープンハウスの際にはぜひチェックしてみてください。

 

 

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風の家

住宅新築の計画地を見に行ってきました。
そこには一本の大きな柿の木が立っていて、このところの日差しの強い日には
貴重な緑陰をもたらしてくれています。

そこに建て主さんがベンチとアイスコーヒーを用意してくださって、
(こういう心遣いがとてもうれしいです)ベンチに座りながら、
アレコレと敷地の中で思いを巡らせていました。

日陰に居ると、そよそよと涼しい風が流れてきます。
それは日向と日陰の温度差によって生じる気流も少なからず影響していそうです。
「風」は目に見えないものですが、いかにこの敷地に風を生み出し、また風の抜けを
つくっていけるかが一つのテーマになってきそうです。

山形盆地で心地よく生きる知恵のような建築をつくれればと考えています。

 

 

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大開口

|北山形のスタジオ(改修)|

ダンススタジオの改修現場がいよいよはじまりました。
既存建物が特徴的な大開口をもっています。
とてもインパクトのある外観になるはずです。

足場が架けられています。
けっこう交通量の多い場所なので、かなり目に付く建物になりそうです。
8月いっぱいの工事を予定しています。

 

 

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雑誌の撮影

昨年竣工した「北のちいさないえ」にて、住宅雑誌の撮影。
すこぶる快晴で、とても気持ちのよい日曜の午後でした。
撮影隊として、編集のOさんとカメラマンのNさんが来てくれました。
建て主さんご家族も入っての、和やかなひととき。
雑誌の仕上がりがとても楽しみです。

 

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ブナの木のした

|沼木の家(住宅 新築)|

現在設計中の敷地の地盤調査を行ってもらっています。
建て替え前の今のお住まいがある状態での調査。
比較的近くに川のある場所なのですこし心配していましたが、感触的には
地盤は悪くなさそうです。

見上げると、ブナの木漏れ日。
これからの時期は益々ありがたい存在になりそうです。
住宅街でよくここまで大きく育ったとあらためて感心します。

 

 

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生きた教材

|桐生新町の家(戸建てリノベーション)|

着々とすすんでいる、桐生の現場。
断熱材の入った壁に、仕上げのラワンベニヤが張られていきます。
窓はこれから。今付いているのは既存の建具(これも良い雰囲気ですが‥)。

ちょくちょく顔を出せない代わりにメールで送った各室のイメージスケッチを
建築舎四季さんが出力して、職人さんが見やすいよう現場に貼ってもらってます、、
けっこう良いコミュケーションツールになってます。

赤みのラワンベニヤがいい感じです。
ここは娘さんたちの寝室になる部屋。学校が目と鼻の先で、毎日のように学校帰りに
現場チェックに来てくれているそうで、大工さんも私も気が抜けません笑

 

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鉄の階段

|小白川の家(戸建てリノベーション)|

小白川の改修現場に、スチールの階段が取り付きました。
保護シートで覆われていますが、ブルーグレーのような色に塗装されています。
蹴上げ部分はその塗装された鉄板が見える形となり、段板部分には厚めのフェルト
仕上げとなる予定です。

2階から見たところ。
勾配もきつくなく、以前の階段よりぐっと上りやすくなりました。
向かって右側の壁に、スチールの手すりが今後付く予定です。

 

 

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