news

home

|艸の堂(住宅新築)|

新型コロナの影響が地方にも広がりつつあるのを感じますが、現在事務所で抱えている
案件は相談・設計段階のものが多く、進行中の現場である一件もほぼ影響は受けずに何とか
建物は完成し外回りを残すだけです。

今後の状況がどう変わっていくか心配ですが、感染対策を取りながら、あとは静かに
粛々と目の前の設計を進めるしかありません。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

検査ウィーク

|艸の堂(住宅新築)|

建物内部もおおかた完成し、今週は施工者・設計事務所・施主による検査がつづきます。
建築サポートセンターによる完了検査も無事おわりました。
建て主さん所有のペンダントライトも入り、あとはフックの位置を決めるばかり。

2階の共有スペースには、東西南3方向から光が入り込みます。
上部のスポットライトの角度を調整すれば、天井に反射して夜間でもぼんやりと
吹き抜けまで照らすことも可能です。

モルタル塗りのシンプルな外観。
板塀など、外構工事がこれからはじまります。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

山形新聞に掲載されました(JIA東北住宅大賞)

先日受賞したJIA東北住宅大賞2019について、地元の山形新聞さんに取り上げて
いただきました。山形新聞さんには、昨年の湯守の旅籠の東北住宅大賞やグッド
デザイン賞のときにも記事にしていただき嬉しいかぎりです。

こうした地元のメディアで取り上げていただくことは、専門外の方やふだん建築や
住宅にあまり馴染みのない一般の方の目にも触れる貴重な機会だと思っています。
今回も、建築業界の諸先輩方をはじめとして、この記事を見て連絡をしてくださる
方が多く、中学時代の恩師の先生方からも懐かしく激励の言葉をいただき、なおさら
頑張らなければという思いを新たにしております。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

第40回東北建築賞 特別賞を受賞しました(湯守の旅籠)

日本建築学会東北支部が主催する「第40回東北建築賞」がこのほど発表され、
「湯守の旅籠」が特別賞を受賞しました。

湯守の旅籠(新丁の家)は、昨年の東北住宅大賞、グッドデザイン賞につづき
3つ目の栄誉となりました。それぞれ立場も職種も異なる審査員・選考委員の
方々からこうして評価をいただけることは、地域の取り組みとしてもとても
意義のあることだと思います。建て主さん共々、大変喜んでおります。

他の受賞作は以下の通りですが、その多くが自治体発注によるものの中で、個人の
住宅や取り組みでも同じ土俵で取り上げてもらえるのは嬉しいかぎりです。
同じ山形県内からは、鈴木建築設計事務所さんが手がけた長井小学校の旧校舎の
改修が作品賞に選ばれています。新築か改修かはいまや関係なく、地域に価値ある
仕事をいかに突き詰めてやっているかが問われる時代になってきた気がしています。

 

第40回東北建築賞

【作品賞】

「釜石市民ホール」(岩手) 施主:釜石市
設計:aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所、施工:戸田建設・山崎建設JV

「旧長井小学校第一校舎」(山形) 施主:長井市
設計:株式会社鈴木建築設計事務所、施工:那須建設株式会社

「九品寺こども園」(福島) 施主:学校法人明照学園 九品寺こども園
設計:株式会社アトリエ9建築研究所、施工:渡辺・山木特定建設工事共同企業体

「須賀川市民交流センターtette」(福島) 施主:須賀川市
設計:石本建築事務所+畝森泰行建築設計事務所、施工:三井住友建設・三柏工業共同企業体

「東松島市立宮野森小学校」(宮城) 施主:東松島市
設計:盛総合設計+シーラカンスK&H、施工:住友林業

【特別賞】

「みんなの交流館 ならはCANvas」(福島) 施主:福島県楢葉町
設計:都市建築設計集団/UAPP、施工:諸橋建設工業

講評など詳しくはこちら↓
http://tohoku.aij.or.jp/tohokukenchiku/schedule

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

吹き抜け

|艸の堂(住宅新築)|

屋根の傾斜がそのまま天井に現れた内部空間。
天井材はラワンベニヤを短冊状に割いて乱張りしています。
共用スペースを介して各室にアクセスする、今どきの学び舎のようなプランです。

一階の吹き抜け空間。省エネ性能を高めた住宅なので、1階の暖かい空気がすべて
2階に上がっていって寒いというようなことはありません。
正面の壁は階段に沿って一面本棚となります。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

タイル

|艸の堂(住宅新築)|

3月中旬の建物完成をめざし、目下仕上げ工事が佳境を迎えつつあります。
リビングの南側は床を一部タイル貼りにしています。
熱容量の大きい材料なので、夏場はヒンヤリと、冬場は日向でほんのり熱を貯める
効果を期待しています。

鉄骨階段も現場に入ってきました。
住宅だとすべて木でつくるケースが多いですが、鉄骨だと厚みを抑えられるので
軽やかに見えて、階段下も有効に使えそうです。
段板はタモ集成材。

目地材がまだですが、浴室のタイル張りも一気に進みました。
単調にならない程度のムラがあって清潔感のある大判のタイルです。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]