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Horizon

|松尾川の家(戸建てリノベ)|

蔵王山麓の現場では、杉下見板張りの真っ最中です。
ウッドロングエコを使ってシルバーグレー色になることが多い外壁の杉板張りですが、
この現場では緑豊かな周辺景観との相性や建て主さんの好みも考え、木材保護塗料の
ブラックとグレー色を調合して塗っています。
水平方向に展開する伸びやかな平屋の建物の雰囲気を加速させるような横方向の
板貼りが良い感じです。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

蔵ミーティング

|小白川の蔵座敷(戸建てリノベ)|

小白川の現場は、内部工事が進んでいます。
天井を一旦落として露わになったところから軽鋼梁の姿が確認できます。
構造にはほぼ手を付けず、間仕切り位置を新たな暮らしに合わせて変えていきます。

規模の大きい現場なので、市村工務店さんの本社をお借りして定例会議を都度
開いていますが、次回の定例はコンセント位置等の確認もあったので現場で。
蔵座敷の2階に即席の会議室が準備されていました。

 

 

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秋霖

|五祭所の家|

珍しく土砂降りの中、現場をハシゴ。
長井の現場では、あっという間に外壁の杉板がすべて貼り終わりました。
軒天は塗装中ですが、とても落ち着いた表情になってきました。

開口部は高性能樹脂サッシを取り入れていますが、そのサッシ周りには木枠を回し、
外壁との親和性を高めています。

内部は、壁下地のせっこうボードを貼り始めるところです。
そろそろ仕上げ材も決めていかねばならず、全体のバランスを見ながらそこに
合いそうな仕上げのサンプルを取り寄せていきます。

 

 

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輪廻

|散居の五蔵|

白鷹の現場も少しずつ始動しています。
敷地内にいくつかある土蔵の内部の棚類を丁寧に外していき、スケルトン状態に。
そこで出た使える板材や柱等は、捨てずに改修の中で再利用していきます。

こちらもお隣の水田は稲刈り目前。
季節の循環がとても身近に感じられる場所です。

 

 

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ボード&ボード

|五祭所の家|

長井の現場は、外壁の杉板を張っているところ。
ここでは縦張りで、互い違いにズレながら張っていくことで陰影のある外観を
目指しています。大工さんには、板の継ぎ目が左右で揃って変に横に目地が通る
ことがないようわざとランダムにしてもらう面倒なお願いを、、

北側の外壁はキレイに張り上がりました。
塗装はよく使っている、自然塗料ウッドロングエコを、事前に塗装屋さんから
塗ってもらっています。

内部も進みが早い早い。
良い感じに下地が組まれてきています。
上部に見える庇のようなものは、ライトシェルフをイメージしたもの。

内部壁の断熱工事もだいたい終わりつつ。
とても丁寧な施工で、惚れ惚れしてしまいました。
長井市は山形市よりも雪の多い場所なので、この冬の住み心地に期待です。

建て主さんご実家の田んぼと畑。
稲刈りももう間近に迫っています。

 

 

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杉板塗り

|松尾川の家(戸建てリノベ)|

山形市内の現場、外壁下見板張り用の杉板が大量に運び込まれています。
市内の安孫子製材さんで曳かれた県産の杉板とのことです。
辺り一面、杉の香りがただよいます。

加藤建築さんに手伝いに来ている芸工大の学生さんが一枚一枚塗りの作業を
行なっていました。小雨が降り出しそうな天気が少し心配です。

内部には木製サッシが納品されていました。
山手なのでどこからかカマキリが入り込んでいて、意外にも大工さんの弱みを知ることに笑

 

 

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観音扉

|小白川の蔵座敷(戸建てリノベ)|

小白川の現場。新たな間取りに合わせて、設備配管をやり直しています。
木造の躯体は基本的には元の状態をとどめていますが、部分的に入れ替えたりする
ところもあるので、大工さんとも相談しながら進めていきます。

元々建て替えた際に移築してきた蔵座敷の部分。古材が壁の中から顔を出しています。
下の合板で覆われたところは蔵戸前の観音扉が一時的に保護されたもの。
完成して再び陽の目があたるのをひたすら待っています。

 

 

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霧走る

|五祭所の家|

上棟から一週間、長井の現場はどんどん進んでおります。
足場に上ると、本体の屋根がキレイに葺かれていました。
奥に見えるのは、お隣(といっても数百メートル先)の屋敷林。

あっという間にすべての樹脂サッシが取り付き、外壁下地の構造用合板も張られたので、
自然採光の具合がよくわかるようになりました。
南側のハイサイドライトによって、雪国の冬でも明るく過ごせます。

山形への帰り道。西山から発生する水蒸気なのか、局地的な雨なのか、山沿いの
幻想的な景色に思わず車を止めてしまいました。

田んぼの稲もだいぶ黄色くなってきましたね。

 

 

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