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庭と囲い

|阿古屋の家|

先月完成した「阿古屋の家」ですが、その後の外構工事がおおよそ一段落したようです。
隣家との間に板塀も立ち、お互いの適度な距離感も確保されていました。

中庭のシンボルツリーは、カツラとなりました。
この時期で葉っぱは特にありませんが、来春どれほど成長するか楽しみです。

緑が入ることで、俄然敷地全体が生き生きとしてきたように思います。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

アーチ窓

|椿山荘|

飯豊の現場にて、建て主さんと大工さんと打合せ。
天井のラワンベニヤも、短冊張りでキレイに仕上がっていました。

2階のこども室1。バードハウスのようなかわいらしい居場所です。
正面の小窓の先は、リビングの吹き抜けにつながります。
ここには板張りの開き窓も付く予定です。

2階のベランダ。あまり頻繁に出入りする想定ではないですが、外側に鋼製の
手摺も一本設けることになっています。
足場もそろそろ外され、外壁が現れてくるはずです。

 

 

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スケルトン

|松原口の家(戸建てリノベ)|

山形市内の住宅改修現場、内部解体が一段落し、大工さんの方で木工事が進行中
です。断熱改修を施すので、主要な開口部はすべて更新します。
内部の天井形状は基本的には既存を尊重するようにベースは変えていませんが、
より現代的にシンプルに見えるよう細やかな改良は施しながらまとめていきます。

壁と天井の下地材が見えている状態です。
左手は下階の広間とつながるような小さな吹き抜け部分です。
原設計の面白さも踏襲しながら、現代的な要素も付加していきます。

 

 

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オフィスの断熱

|小田島のオフィス|

東根の現場は、壁に断熱材を入れているところです。
電気配線もだいぶ見えてきました。

現場監督、大工さんと打ち合わせしながら進めていきます。
家具図も建て主さん交えて細かく要望を吟味しながら、調整していく作業がつづきます。

(米谷撮影)

 

 

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ローリエ

建て主さんの庭で採れたという月桂樹の葉を、何枚も送っていただきました。
スタッフ皆でお裾分けして、各家庭で使ってみたいと思います!
ありがとうございます。煮込み料理が美味しい季節になってきましたね。

 

 

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飯豊型エコハウスへ

|椿山荘|

秋晴れの飯豊の現場です。
外回りはだいぶ仕上がっています。

2階へ上がる階段も出来てきました。
天井材のラワンベニヤも貼られています。
ウッドショックの影響からか、ベニヤ類も入手しづらい状況ですが、高岡建築さんの
方でだいぶ前から材料を押えておいてもらえたおかげで、無事施工ができています。

ちょうど気密測定(中間)をしているところでした。
今のところのC値=0.7㎠/㎡という結果で、薪ストーブの煙突などもありながらも
まずまずの数値が出ているのではないかということです。

飯豊の冬に向けて、暖かい家に仕上げていきます。

(米谷撮影)

 

 

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心の鏡

昨日、羽黒山・出羽三山神社の鏡池の清掃活動に初めて参加させていただきました。
NIPPONIA白鷹 源内邸でお世話になったとみひろの冨田さんからのご案内もあり、
自然と導かれるように鶴岡まで行ってきました。

羽黒山の出羽三山神社は以前も訪れたことがあったのですが、その時はこの本殿前に
ある「鏡池」の存在にはまったく気づきもしませんでした。
(本殿の立派な茅葺きの方にばかり気を取られていたかもしれません、、)

今回この清掃活動のおかげで、私もこの鏡池こそが羽黒山のご神体であり、山頂に
ありながらも古来より水が涸れることのない神秘の泉だということを学ぶこと
ができました。

この鏡池は、30年ほど前からコウホネと呼ばれる水草の繁殖や長年の枯れ葉等の
堆積物によって池全体が植物類で覆われてしまったといいます。

そこで5年ほど前から、東の奥参り推進協議会や山形掃除に学ぶ会が中心になり
神社の了解を頂きながら毎年清掃活動を行ない、少しずつ綺麗にしているようです。

当日は前もって池の水を半分ほどポンプアップして抜いておき、過去手を付けられ
なかったエリアを中心に、早朝から40人ほどの参加者が集まって拡販に分かれ、
池に入って作業する班(私も)は皆胴長を履いて水に腰まで浸かりながら、ひたすら
人力で草を刈りその茎や根を除去していきます。

通常は立ち入りを禁じられているご神体そのものに足を踏み入れるわけなので、作業前
には参加者全員が本殿で正式参拝にてお祓いをしっかりとしていただきます。
池に入って水草類を除去していく班、その除去物を運搬し軽トラに積み込む班、
それを近くの場所まで運び捨てる班、それ以外に池周辺を清掃する班と、それぞれが
黙々と作業を行なった結果、午前中だけでも池の水面の範囲が広がった気がします。

1枚目(南面から)と2枚目(東面から)の写真は作業直後の池の様子ですが、撮る角度・方位
によってもだいぶ印象が違います。ネットで見られるような植物が繁茂している過去の
状況と比べると水が半分抜かれた状態でも水面がきちんと見られるようになり、うっすら
本殿も水面に反射して映っているのがわかります。

おそらくもっと昔は、水も相当澄み、周りの木々も小さく、池の水面が本当の鏡の
ような姿で、季節や見る位置によっても様々変化していく神秘の存在だったのが想像できます。
また数日後、元の水位まで戻ったときにはもっと綺麗に見えるはずです。
羽黒山に行く機会のある方は、三神合祭殿前のこの鏡池をぜひ注視してみてください。

ちなみに、早朝からの集合・作業だったので、前日の夕方に羽黒山入りして、
冨田さんはじめ数名の方と、出羽三山神社に隣接する参籠所「斎館」に宿泊させて
いただきました。こちらも以前からずっと気になっていた場所です。

元は華蔵院という羽黒山の由緒ある寺院で、明治の廃仏毀釈の際にも取り壊されず
貴重な遺構として現在まで残り、使われています。

いわゆるサービスの行き届いた宿泊施設とは異なりますが、羽黒山の巨木に囲まれた
聖域ならではの静けさや朝晩の空気の清らかさは他では得がたく、またこの空間で
頂く精進料理は、周囲の山麓で採れる山菜やキノコを中心にした滋味に富むもので、
心身共に養生させていただきました。

 

 

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更新

|松原口の家(戸建てリノベ)|

山形市内の住宅改修現場。既存の内部解体がすすみます。
築30数年の建物、当時も断熱材は入れていますが、こうしてみるとやはり時代を
感じます。もちろん、この古い断熱材はすべて除去して、新しい断熱材を入れた上、
付加断熱も行なう予定です。

上階のベランダ部分。腰壁もだいぶ傷んでいたので、目隠しに貼られていた木材を
含めて一旦取り外し、壁材を貼り替えます。
劣化が著しいデッキ?材もしっかり更新する予定です。

 

 

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黄金色

|小田島のオフィス(リノベーション)|

県内を車で走っていると、稲刈りの済んでいる田んぼもだいぶ増えてきたようです。
東根の現場前の稲穂も、刈られるのは時間の問題でしょうか。

現場の内部。新たな事務スペースが奥までつながって、だいぶ広々と感じるように
なりました。サッシが来るまでもうしばらくかかりそうですが、仕上げ材を検討しつつ
細かい部分を建て主さんと詰めていきます。

 

 

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眺山

|椿山荘|

飯豊の現場は東斜面の高台に立っているので、東南方向や東北方向の遠くまで
見渡すことができます。2階のこども室からは、川西町との境にある「眺山」
が手に取るように近くに感じられます。

内部の断熱工事もそろそろ終わりそうです。
専門業者さんによる細やかな施工で、見るからに冬でも暖かくなりそう。
来週末には気密測定を行なう予定です。

 

 

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