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下拵えの時間

|李山の家|

米沢の現場は、クロス屋さんが黙々と下地処理中。
丁寧に目地を消していってくれています。まだクロスが貼られる前ですが、
自然光の入り方がなんとなく窺い知れるようになっています。

先行してクロスが貼られた洗面脱衣スペース。朝は東側の開口部からたっぷり
光が差し広がります。天井は曲げベニヤで下地を組んで、曲面に仕上げています。
天井から吊られた物干しパイプを使って、室内干しスペースにもなります。

 

 

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格子

昨年竣工していた「阿古屋の家」の完成写真撮影へ。
中庭に植えた木が葉を茂らせ、周囲の山々が青々としている時期を待っての撮影と
なりました。ただ最後であろう梅雨空とのにらめっこをしながらにはなりましたが、、

ウッドロングエコを塗った杉の格子スクリーンも、一本一本のグラデーションが
とてもキレイに馴染んでいました。

庭の緑がもっと生い茂ったときに、この格子壁とどう絡んでいくのかその変化が
今から楽しみです。

 

 

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アジサイ

|李山の家|

ぐずついた天気が続くこの頃。
こんな天気には紫陽花が似合います。

米沢の現場には、システムキッチンが納入されていました。
周りの機器類も続々現場内に置かれています。

キッチンから玄関へ至る細い通り道。
右手の造作家具は、左側にあるトイレの目隠し壁になり、手洗いコーナーにも
なっていて、収納家具としても使えます。

 

 

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造作

|李山の家|

米沢・李山の現場は、壁の下地ボードが貼り終わり、各所大工の造作工事が
進められています。
向かって左の奥がキッチン、手前の一段低いところがリビングの土間部分です。

2本の丸太柱を結界として、その奥に水回りが集まっています。
正面の窓は洗面所で、東の朝日が室内に入ってきます。

建て主さんが以前使っていた家具の天板を、再利用して造作机の天板に活かしています。
縁の部分は、新たに堅木をまわしていて、これから同色に塗装します。

大工さんたちの仕事が非常に早く、どんどん内部造作ができていきます。

 

 

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日を知る、月を読む

|月日坊(志鎌康平写真スタジオ)|

お隣の社に見つけた、月と日。
ふだんは防犯のため扉に施錠がされています。

スタジオ部分の基礎の配筋検査でした。
すっかり梅雨が戻ってきたような不安定な天気ですが、ここから見る空はとても
広く、天気の動向を占うような場所にも思えてきます。

明日にはコンクリートを打設する予定です。
雨が降らないことを願うばかりです。

 

 

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熱風

|李山の家|

座頭町通りの家の打合せ前に、同じ米沢市内の李山の現場にも立ち寄りました。
じりじりした真夏のような天気です。

外壁の下見板張りも張り上がっています。
杉板にはウッドロングエコを塗っています。

屋外は焼け付くような暑さですが、内部に入ると、断熱性能が効いていて、ほんのり
涼しく感じるくらいです。
キッチンを囲う腰壁もできて、それぞれの居場所がつくられつつあります。

少し時間があったので、現場周辺を散策しました。
ご近所の敷地裏に咲いていた紫陽花が猛暑にはとても清涼感がありました。

李山の現場のちょうど裏側からの景色。
大きなトトロに守られているようにも見えますね。

周辺はとても長閑な里山の風景がひろがります。

水田を撫でるように、夏の風が吹き抜けていきます。
梅雨も明けて、長い夏が始まる予感がします。

 

 

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