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弧と矩形

|月日坊(志鎌康平写真スタジオ)|

スタジオの前に建つ回廊部分の基礎工事が始まりました。
スタジオ本体は矩形ですが、回廊は本体を囲うように弧を描いた平面になります。

真南から見たところ。外壁よりも屋根の方が存在感を出しています。
回廊基礎の床堀りをして出てきた土の色も良い感じです。
このまま外壁の塗材に混ぜられるとよいなと思います。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

紅葉

|蔵王の山荘|

蔵王温泉のとある山荘のリニューアル。
図面も一通りまとまったので、現地で施工者さんに建物を見てもらいながら図渡し。

外はすっかり紅葉していました。
窓を開けるとかなり冷えますが、寒いながらも蔵王の新鮮な空気を吸うと
清々しい気持ちにもなります。

 

 

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番犬

|座頭町の家|

米沢で進む住宅現場で、配筋検査をおこないました。
11月の建て方に向けて基礎工事が進められていきます。

隣家の白き番犬が、しっかり常駐監理してくれています。

 

 

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がらんどう

|月日坊(志鎌康平写真スタジオ)|

写真スタジオの現場。内部足場がなくなり、がらんとした広い空間が現れました。
土足仕様なので、床は土間コンの上にモルタルを塗って仕上げます。

スタジオ正面中央にはこれからキッチンカウンターが立ち上がる予定です。

上部の鉄骨を近くから見ています。思った以上にシャープな印象です。
これから白く塗装されます。

壁は砂漆喰、天井は吹き付けで、これから内部工事が本格化していきます。

 

 

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山の色彩

このところ、毎週末何かしらの打合せやイベントなどがつづいていたので、
気晴らしも兼ねて蔵王へ行ってきました。
ロープウェイに乗るのは何年ぶりでしょうか、、

リフトにも乗りつつ、いろは沼まで着く頃にはだいぶ日も傾いていましたが、
うろこ雲と紅葉でたっぷり秋を感じました。

遠く朝日連峰と、月山、手前に瀧山。
あともう少ししたら雪もちらついてきそうですが、色彩豊かな秋の山も良いですね。
上の方からどんどん紅く染まっていくのがわかります。

 

 

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デザイン ミュージアム ジャパン

短い展示期間でしたが、ギリギリ間に合いました。
入場無料で展示室も一つだけでしたが、さすがのNHKというべきか、限られた
展示内容でも凝縮されたリサーチ成果を十分感じられる見応えのあるものでした。

山辺のオリエンタルカーペットを訪れた皆川明さんの「手仕事の良さは、<見える>
というより<宿っている>もの」という言葉がとても響きました。
建築を形づくる職人さんのそれぞれの仕事にも同じことがいえそうです。

山形以外の様々な地域におけるデザインリサーチの成果を集めて、
来月には東京・国立新美術館での展示
再来月にはNHKの番組として放映されるようです。

 

 

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岩の波

|譲川の家|

造成工事が終わった敷地で、地盤調査をしていただきました。
不整形な敷地なので位置出しもご苦労おかけしました。

敷地内には大きな石がごろごろと。
地盤的にはしっかりしていそうです。

 

 

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水の街

街なか賑わいフェスティバルが開催されていた週末の七日町。
4年ぶりの歩行者天国とイベント出店ということで、来街者も多く賑わっていました。

七日町御殿堰周辺は、歩道上にイスやテーブルが並ぶ風景も定着し、通過動線と
いうよりもこの水辺まわりが一つの居場所となって、憩いのスペースになっています。

水の流れがあって、緑が風になびいているのが見えて、食べたいもの飲みたいものが
近くにあり、そこに座って休める場所がある。一見、ふつうの光景にも見えますが、
公共空間でこれを一からつくろうとするとなかなか難しいと思います。

水の町屋七日町御殿堰ができてから早12年。一巡りしてようやく現在地です。
この水辺の風景がもっと広がっていくことを期待しています。

 

 

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米沢キャンパス

毎年非常勤で担当している山形大学工学部建築デザイン学科3年後期の設計課題。
今年からいよいよ小白川でなく米沢キャンパスに移行されることになり、米沢に
通う機会が多くなります。

今回からスタジオ制となり、同じく非常勤の小松さんや常勤の永井先生・三辻先生・
高澤先生といった5つのスタジオから課題を選択して履修することになりました。

建築デザイン学科が移行されるということで校舎も増築されたようです。
製図室も広くなっていました。

キャンパス内はこうした現代的な校舎や設備が多いのですが、その中でも、、

米沢キャンパスは、国の重要文化財に指定されている旧米沢高等工業学校本館の
建物が道路に面して鎮座している貴重な場所でもあります。

これがしっかり耐震補強など改修されて、迎賓や宿泊の場などに活用されたら、
大学でも全国稀に見る素敵なキャンパスになるのではと思います。

せっかく建築デザイン学科が米沢に来たわけなので、米沢の歴史的ストックが
もっと陽の目を浴びて活用される機会が増えるとよいですね。

 

 

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木ずり

|月日坊(志鎌康平写真スタジオ)|

いま施工中の写真スタジオの外壁は土塗り壁ですが、その下地となる木ずりが
外壁一面に張られています。
この素の状態も、すのこ壁のような形で悪くないです。

エントランス周りも壁・天井と土壁を塗り回す予定です。
木ずり状態が見えるのも今だけの景色。
着々と進んでいきます。

 

 

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