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「時を重ねる家。」に掲載されました(桐生新町の家)

書籍「時を重ねる家。-古い家を直して、育てる。あたたかな暮らし」(2023年1月30日発売)に、
「桐生新町の家」が掲載されています。

古民家や町家を改修した国内の14事例が取り上げられ、古家リノベーションのコツと暮らしぶりが
よくわかる個々のポイントを写真と図面などで紹介されています。

事務所からは「桐生新町の家」を、「文化香る街の簡素な家をアートで飾り
古さを個性に変えて愛でる暮らし」として、取り上げていただきました。

全国の書店のほか、ネットショップ等でもお買い求めいただけます。
X-Knowledge | 時を重ねる家。-古い家を直して、育てる。あたたかな暮らし- (xknowledge.co.jp)

これから古家のリノベーションをお考えの方、古い建物が好きな方にオススメです。
ぜひご覧ください。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

通り土間の先には

|座頭町通の家|

米沢の現場はサポートセンターによる完了検査を迎えました。
2階テラス下は通り土間になっていて、雪から守られるエントランス前空間となります。
トンネルの向こうには奥様のご実家。

2階のダイニングキッチンまわり。左側はちょっとしたパントリーになります。
I型キッチンの反対側には収納棚を設けてキッチンの手元を少し隠しています。

キッチンに立つと目の前にリビング、その先に屋根のあるテラス、右手には
4畳ほどの小上がりの畳間がつながります。

部屋の真ん中に立つ丸太柱は屋根を支えつつ、拠り所の一つになります。
完了検査も無事終わり、最終的な仕上げや手直しを進めていきます。

 

 

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寒波

|月日坊(志鎌写真スタジオ)|

寒波が来るとは聞いていたけれど、現場に向かっているうちにどんどん雲行きが
怪しくなってきて、一時的にとはいえ猛烈な暴風雪でした。

ちょうど薪ストーブが設置されて試験焚きをしていたところ。
スタジオとはいえ、付加断熱も施した断熱性能の高い仕様なので、薪ストーブの
熱だけで建物内がすぐ暖かくなりました。(コート着てると暑いくらい)

壁の砂漆喰塗りも仕上がり、カウンターのモールテックスも塗り上がっています。
細かい設備機器の取付が進みます。

現場を出る頃にはすっかり風も雪も収まりました。
擁壁上の高台から臨む西の朝日連峰がくっきり見えています。

 

 

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雪のなかの山荘

2021年末に竣工した「椿の家」の一年後検査に行ってきました。
去年と比べたら半分以下の雪の量みたいですが、飯豊町の中でも少し高台にあるので
やはりちょっと周りより雪は積もっています。

近くにエコタウンもあったりして割と板張りの外壁を目にしたりしますが、それらと
比べても、もう何年も前から建っているような自然な表情を見せてくれます。

室内は薪ストーブと床下暖房でしっかり暖かく。
リビング外のテラスの先には雪だるまとかまくら。
建具やサッシの調整など、一年の中で出た検討事項もチェックしながら、
やはりそこでの暮らしの様子が垣間見られて、久々に伺えて良かったです。

 

 

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サクラサク

建て主さんが生産する啓翁桜を正月に送っていただき、少しずつ室温で暖められて
開花していく様子を日常的に楽しんでいます。

2週間以上経ち、だいぶ緑の葉っぱも目立ってきましたが、まだまだ莟から大きく
咲くものもあり淡い桜色が事務所内に春の空気を感じさせてくれます。

まちなかでも啓翁桜のPRも兼ねて「冬のさくらキャンペーン」が行なわれている
みたいですね。

 

 

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街と山をつなぐ

|座頭町通の家|

米沢の住宅現場も、佳境を迎えているところです。
外回りは軒天の塗装以外ほぼ完了しています。(地面廻りは春になったら)
この時期の米沢にしてはほとんど雪がなく、現場的にはとても助かります。

内部は天井のラワンベニヤが張られ、壁のクロスの目地処理中。
家具も続々入ってきます。

2階リビングの小上がりから見える外の風景。
南西方向に広がるのが、米沢を代表する斜平山の山並みです。
地上レベルだと周囲の建物で見えませんが、2階からだと近くに感じますね。

 

 

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鎌倉時代からあるケヤキ

|桜桃林の家|

河北町の新築住宅の敷地にて、地盤調査中です。
写真を撮る角度もありますが、サクランボ畑の真ん中に家が建つように見えます。

現場にて建て主さんとも少し立ち話をしたあと、
せっかくの機会なので近くを散策。

現場から歩いて数分の溝延八幡神社。この大欅は樹齢が推定750年とか。
神社の本殿も1667年建立(約350年前)と、ひっそりとしていながら実はとても
見るべき価値のある悠久の時間を感じさせる場所でした。

狛犬の造形もとてもチャーミング。
境内も広く、堰が張り巡らされていて近くの溝延城址ともども昔は要衝の地だった
ことを想像させてくれます。

 

 

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新年祈祷

事務所のみんなで新年のご祈祷に行ってきました。
文翔館(旧県庁)の隣にある湯殿山神社に行くのが恒例になってきました。

ちょうど前日が山形の初市だったということもあり、縁起物の白いカブまで
頂戴しました。年明けの清々しい空気の中、あらためて気を引き締めます。

 

 

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元の湯

|赤湯のオーベルジュ|

元の大浴場建物を活かしてレストランへ。
既存の床を斫っていきます。
レッドシダーの壁や天井が目を惹く内観です。

元々浴槽だったところ。
三方ガラスに囲まれた気持ちのよいエリアです。
ここはラウンジ兼個室になる予定。

 

 

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光を反射するところ

|月日坊(志鎌康平写真スタジオ)|

年始の現場。写真スタジオの塀代わりでもある回廊は内壁の杉板も張り上がりました。
スタジオを中心に湾曲する回廊の先に広がるものは、、完成を楽しみに。

内部の壁はほぼ砂漆喰を塗っています。
仕上げに向けて塗り重ねているところ。
原田左官の親方にはいつもお世話になっています。

東面のハイサイドライトから、近くの鷹取山や猿岡山がちらっと覗いています。
天井伝いに広がる光のグラデーションが綺麗です。
現場の仕上げ工事も月末の竣工めざして追い上げです。

 

 

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