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JAPANESE RED CEDAR

|桜桃林の家|

河北町の現場は、断熱・気密工事が完了して、内部の木工事が少しずつ進められて
います。中間の気密測定は来週行なわれるとのこと。

外壁の杉板も8~9割方張られていました。この屋久島地杉は、雨の多い場所で
育った事による油分の多さと、それに伴う耐久性・耐候性の高さが特徴です。

今回、外壁は無塗装の予定で、全面軒は出ていますが、長年の経年変化でどのように
表情を変えていくか、建て主さんともじっくり見届けていきたいと思います。

正五角形の平面なので、角は90度ではなく108度。
出隅の納まりも、大工さんにとても綺麗に仕上げてもらっています。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

夏期インターン・オープンデスクの受け入れについて

井上貴詞建築設計事務所では、建築を学ぶ学生のインターン・オープンデスクを
随時受け入れています。この夏休み(7月~9月)もぜひお申し込みください。

私たちは、建築設計を通して地域のヒトと人をつなぎ、モノづくりのプロセスを
大事にするコトで、これからの新しい暮らしの価値を生みだしていきたいと考えています。

住宅、ホテル、オフィス等の新築・リノベーションのほか、地域づくりの活動なども
継続的におこなっています。私たちと一緒に建築設計にかかわりたい、設計事務所の
仕事を体験してみたいという学生さんからの応募をお待ちしています。

□インターン・オープンデスクについて
内容:進行中のプロジェクトの現地調査・実測、模型製作、図面作成補助のほか、
進行中の現場の見学、完成案件の見学など
期間:2週間~1ヶ月程度(応相談)
時間帯:平日9:30~17:30(応相談)
備考:学部3年生以上が望ましい

申込み・問合せ先
info(アットマーク)takashiinoue.com
株式会社井上貴詞建築設計事務所
山形県山形市小姓町1-37-2F
tel 023-665-4865

 

 

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語られぬ歴史を紡ぐ

|東根道の家|

東根市内で設計中の住宅の敷地にて、地盤調査に入ってもらいました。
現状は更地ですが、以前は民家が建っていた場所なので安定した地盤と思われますが
しっかり地盤データは取って解析までしてもらいます。

敷地自体は箱形住宅が建ち並ぶ新興住宅地の只中にありますが、少し歩けば、
以前はこのような果樹畑に囲まれた場所だったのがわかる風景に出くわします。

もはや語られることもないこの場所の小さな歴史に目を向け、耳を傾けながら、
その土地ならではの価値を見いだしていきます。

 

 

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big fish

|桜神の家|

つい先日まで水が張られたばかりと思っていた水田に、稲が植えられすっかり
育ち始めています。梅雨の合間の強い日射しに、夏を感じつつあります。

山形市中桜田の敷地にて、地盤調査を行ないました。
瀧山にかかる雲が、水辺を悠々とおよぐ魚のようにも見えます。

 

 

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「Kappo 2023年7月号」に掲載されました(NIPPONIA白鷹 源内邸)

雑誌「Kappo 2023年7月号」(2023年6月5日発売)に、「NIPPONIA白鷹 源内邸」
が紹介されています。

「東北を感じる宿」という巻頭特集の中で、
トップバッターを飾り2面見開きにて取り上げていただいています。
東北各地の魅力的な宿が続く中、同じ「NIPPONIA」の東北第一号である「楢山集落」
も紹介されていて、一度泊まりに行きたくなってきます。

全国の書店のほか、ネットでもお買い求めいただけます。ぜひご覧ください。

Kappo 仙台闊歩 Vol.124 2023年7月号 | BOOKS | Kappo(仙台闊歩) (machico.mu)

 

 

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紅白

|桜桃林の家|

河北町の現場も、上棟式を迎えました。
紅白幕や日天・月天餅が晴れやかな式を盛り上げます。

南東に開けた2階の広間。108°に広がる開口部からは、寒河江川の桜堤や、
遠く東に連なる奥羽山脈まで一望できるロケーションです。

上棟式の後、電気屋さんを交え、建て主さんと現場をまわり、コンセントやスイッチの
位置を確認しました。これから内部工事が本格化していきます。

 

 

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指向

|あさひの家|

あさひの家は、早くも基礎の配筋検査。
基礎の姿が見えてくると、より一層千歳山への指向性が強調されてきた気がします。
プレカット図のチェックも一通り行なって、今月下旬の建て方に備えます。

 

 

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フレキシブル

|Hutte Jaren|

蔵王の山荘、外壁周りに断熱材と防水シートを施工中です。
昔の面影を残しながらの工事なので、さすがに付加断熱まではできないですが、
それでもほぼ無断熱だった当時からするとだいぶ暖房の効きもよくなるはず。

外壁は、改修前と同じく、フレキブルボードを張っていきます。
昔と違ってアスベストは含んでいないものです。
今でこそ現代住宅でフレキボードを外壁に使っているところはたまに見かけますが、
建設当時はきっと斬新に見えたはず。私も今回初めて、外壁に使います。

 

 

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上棟

|譲川の家|

岩波の現場は、しとしとと梅雨を思わせる天気でしたが、建て主さんと施工者の
大工の皆さんが集まって、上棟式を執り行いました。

ささやかな式の後、簡単に飲み物とお菓子をつまみながら、現場で集まった
皆さんと談笑。建て主さんは、うちの事務所が緑町にある頃から相談に来て
いただいた長いお付き合いの仲で、土地探しもあっちこっちさまざまな候補地が
ありましたが、その変遷を思い返しながら、現在の敷地に落ち着いたのはとても
腑に落ちるような感覚を覚えます。

上棟式後の現場も、引き続き事故・ケガがなく、丁寧な仕事を心がけてほしい
ところです。

 

 

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