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山と里をつなぐ緑

今春完成した「千歳山街道の家」の植栽工事が終わったということで、仕上がりを
見に行ってきました。

一面に芝が張られ、高木が植えられ、目に映る緑の量が格段に増えた気がします。
国道13号の車通りもほとんど気にならなくなり、千歳山とうまく繋がっていくような
緑のグラデーションができました。
植栽工事は、山村造苑さんが担当しています。

軒の深い屋根付きのデッキテラスは日射がしっかり遮られているので、この夏の暑さ
の中でもどことなく風も感じて涼しげでした。
お邪魔させていただきありがとうございました。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

すでに竣工した建て主さんから、ご主人の地元・福島の桃を送っていただきました。
箱を開けた途端、桃の甘い香りが漂ってきます。

とても立派な実で、事務所スタッフ一同で美味しく頂戴します。

 

 

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小屋組

|田小路の家(戸建てリノベーション)|

山辺の住宅改修現場。
みるみるうちにスケルトン状態となりました。

天井裏に隠れていた梁や小屋組もわかるように。
道路沿いにはかつて菓子店舗だった時代の欄間ガラスや床のシートが残っていました。

現場監督の黒田さんと内部解体状況を確認していきます。
2階は断熱材もなくなり、ますますこの時期は暑さがジリジリ伝わってくるようです。

2階の腰壁部分の隙間から、平屋部分の小屋組が覗けました。
ある程度調査段階での想定と大きな違いはなく、基本的には図面に沿って進められそうです。

職人さん達の作業も黙々と続きます。
日陰とはいえ、気温が高いことには変わらず、暑さにはくれぐれも気をつけてほしいと
思います。

 

 

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夏期インターン・オープンデスクの受け入れについて

井上貴詞建築設計事務所では、建築を学ぶ学生のインターン・オープンデスクを
随時受け入れています。この夏休み(7月~9月)もぜひお申し込みください。

私たちは、建築設計を通して地域のヒトと人をつなぎ、モノづくりのプロセスを
大事にするコトで、これからの新しい暮らしの価値を生みだしていきたいと考えています。

住宅、店舗、ホテル、オフィス等の新築・リノベーションのほか、地域づくりの活動なども
継続的におこなっています。私たちと一緒に建築設計にかかわりたい、設計事務所の
仕事を体験してみたいという学生さんからの応募をお待ちしています。

□インターン・オープンデスクについて
内容:進行中のプロジェクトの現地調査・実測、模型製作、図面作成補助のほか、
進行中の現場の見学、完成案件の見学など
期間:2週間~1ヶ月程度(応相談)
時間帯:平日9:30~17:30(応相談)
備考:学部3年生以上が望ましい

申込み・問合せ先
info(アットマーク)takashiinoue.com
株式会社井上貴詞建築設計事務所
山形県山形市小姓町1-37-2F

 

 

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たなびく屋根

|東根道の家|

東根の現場は、外部足場が外れて建物の全景が街に現れました。
小さな屋根の重なりが、通りに陰影を与えてくれます。

板塀や緑の植栽などが入ってくると、より奥行きのある外観になりそうです。
軒下には小さなベンチも設ける予定です。

内部は大工工事も終わり、仕上げ工事が始まっています。
塗装屋さんが各所塗っている途中です。

 

 

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ニットの街にて

|田小路の家|(戸建てリノベーション)

設計を進めていた山辺町の住宅改修現場がいよいよ始まります。
残す予定の畳間にて、建て主さんご家族が一同に集まって、安全祈願祭を
執り行いました。

地元・山辺町の和光院の法印様をお呼びしてご祈祷をお願いしました。
「東根道の家」でも東根在住の法印様にお願いしましたが、各地にこうした
加持祈祷を行なう修験寺院が脈々と息づいているのが、山形の一つの特色の
ようにも思います。

フルリノベーションとなるので、建て主さんご一家は仮住まいに移りますが、
片付けもいよいよ最終局面。まもなく、内部解体がスタートします。

 

 

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BASE

|馬街道の家|

長井の現場は基礎工事中。
配筋検査をおこなっています。

梅雨らしい天気ですが、長井に来るときは比較的雨の場合が多い気がします。
コンクリートが無事打てることを願うばかりです。

 

 

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step

|東根道の家|

東根の住宅現場は、鉄骨階段がうまく納まったところです。
手摺も何とかスッキリ落ち着きました。
2階から下りてくるときもスムーズな昇降です。

外壁の吹付けも終わり、換気のフード等が取り付けられていきます。
足場がバラされるまで、あと少し。

 

 

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トップアップ研修

積水ハウスの設計を担う方々からお声がけいただき、トップアップ研修の一環として、
私の事務所の建築事例を巡る見学ツアーをおこないました。

大手ハウスメーカーである積水ハウスさんには、社内に3000人近い一級建築士が在籍
しているそうですが、その中でも独自の厳しい審査を通った人だけが名乗ることができる
「チーフアーキテクト」という称号があり、全国でも300人ほど(1割未満)しかいないようです。

そのチーフアーキテクトの人たちが定期的にトップアップ研修といって自己研鑽の場を
設けているということで、北海道・東北ブロックのチーフアーキテクトの方々10数名が
わざわざ山形まで来てくださいました。

遠くは札幌、そして東北の各県から山形市に来てくださるということで、山形市内の
「市中ノ山居」の住宅改修や長門屋さんのお庭やお寺に始まり、御殿堰の流れを見ながら
「十一屋本店」で昼食をいただき、「阿古耶の家」で住宅事例を見てもらった後、
「月日坊」で建て主である志鎌さんの熱い思いも聞いていただきました。

普段なかなかご一緒することのない皆さんと、山形の自然や文化にも触れてもらいながら
同じく建築の話や設計の仕事の話を一日共有することができて、とても貴重な機会でした。

平日の日中にもかかわらず見学の受け入れを快諾していただいた建て主の皆様、誠に
ありがとうございました。

 

 

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