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モノとヒト

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山形インテリアコーディネータークラブが主催した、「365日のシンプルライフ」上映会に

昨夜見に行ってきました。前売・当日券ともに完売という盛況ぶり。

 

フィンランドの青年が、モノ一つ無い空っぽの自宅マンションで一年間実験的な暮らしを

始めるストーリーですが、自ら課した4つのルールがなかなか効いています。

今あるモノを一つずつ減らしていくのでなく、一旦すべてリセットしてから必要なモノを

一つずつ取り戻してくる、というところがミソ。

 

モノがあり過ぎて困る/モノがたくさんあるのに不幸、というのはある意味贅沢な悩みですが、

この映画は単純にモノを否定しているわけではなく、むしろモノのもつ意味や価値を高めて

(取り戻して)いるのかもしれません。

 

原題の「TAVARATAIVAS」の意味は「モノ天国」だそう。

フィンランドの何気ない日常も感じられて、面白く見ることができました。