2026.03.03
荻外荘

東京での展示搬入に合わせて、千歳館の参考にもなるかもと、近年整備・オープンした
荻外荘公園を見に行ってきました。

荻外荘は、東京・荻窪に昭和初期建てられた邸宅建築で、米沢出身の東大教授で建築家の
伊東忠太が設計したもの。のちに近衛文麿首相の住まいとなり、歴史的舞台にもなった経緯から
今は国指定史跡となっています。

2014年に杉並区が土地を購入して、一部豊島区に移築されていた玄関・応接間部分を
解体して元の土地に戻し、復原工事が完了しオープンしたのが2024年の暮れになります。
およそ10年におよぶ長い年月と巨額の費用をかけて整備した努力と苦労が垣間見える
必見の場となっています。








伊東忠太の代名詞といえる、古今東西の妖怪のような生き物の姿形が館内至る所に
散りばめられていました。
肌寒い小雨交じりの静かな見学となりましたが、春以降の暖かで緑が豊かな時期に
また公園全体の環境も感じたいところです。
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