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金山あるき

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金山町のまちなみづくり100年運動は全国的にも有名ですが、自分自身これまで断片的にしか

把握していませんでした。

今回、これら地域計画を中心的に担ってきた建築家の林寛治さんや片山和俊さんをゲストに

迎え、JIA関東甲信越の方々と一緒に金山町をじっくり見ることができました。

 

林さんたちのおよそ40年にのぼる関わりのなかで、金山式住宅の推進のみならず、公共的な

幼児施設、学校、役場、病院、斎場から公園まで、町の建物がひとつひとつ統一感を持って

整備されている様子がリストからもはっきりとわかります。

それを可能にしている町のトップや行政の長年にわたる取り組みや意志に脱帽です。

 

やはり必見は、古い郵便局を一旦壊したあとにその古い外観や造りをそのまま踏襲して

新設した「金山町交流サロン・ぽすと」。どう見ても改修したようにしか見えません。

改修よりも同じように建て替えた方が安かったのだとか。

 

もう一つ、今回初めて内部を見学させてもらった町の斎場(益子義弘氏の設計)は

杉木立に覆われたまさに森の葬祭場で本当に素晴らしく、心打たれました。

見た人が皆一様に「ここで自分も送られたい」というのも納得です。

 

特に建築を志す学生さんには、泊まりがけでくまなく体験してほしいと思いました。

ゆっくりと、今も少しずつ深化している金山町の見学ツアーとなりました。

 

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