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来年にかけて、元温泉旅館の再生プロジェクトがはじまります。

まずは建物内外に山のように残された荷物の片付けから。江戸時代からの歴史ある

宿だったのと、前の家主があまりモノを捨てられない方だったようで、それこそ

あらゆる時代のあらゆるモノたちが渾然一体となって存在し続けている状況です。

(写真はだいぶキレイになったかつての玄関。これでもほんの一部)

 

価値をどこに見るかで、判断が変わってきます。

骨董品店的価値、リサイクルショップ的価値、レトロ雑貨屋的価値、地域の史料的価値、‥

一方でどうしようもない明らかなゴミも多数。

一体何が出てくるかも想定できない、いろんな意味でワンダーランド笑です。

 

週末、私も新たな家主とともに片付け作業を手伝ってきました。

各々がひたすら無心で作業にあたっている様子は、さながら発掘現場のよう。

時期的にもやはり寒くて大変ですが、それ以上にいろんな発見もあって楽しいです。

この楽しさ、他の人と共有しない手はない。

来年になったら、一緒に活動していく仲間を募っていきます。

 

 

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