2016.12.02
風がぬける
|新丁の家(古民家リノベーション)|
過去に浴室やトイレとして増築されていた部分を解体撤去したことで、だいぶ見た目も
スッキリしてきました。増築部分があることで風通しも悪く湿気もたまりやすい場所と
なっていたため、隣接する柱や土台の腐食の原因にもなっていました。
余分なところが切り落とされて、心なしか母屋も堂々としているように見えます。
内部の床もすべていったん剥がしています。
これから土台周りをしっかり直して、足下を固めます。
こちらも南側に存在していたトイレ棟がなくなったため通気も日当たりもとても
良くなっています。
座敷蔵の屋根の葺き替えは来春におこないます。
蔵の外壁がしっかり見えるようになったので、あらためて大きく感じます。
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