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タタミ

|新丁の家(湯守の旅籠リノベーション)|

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上山の現場は、蔵の屋根葺き替え工事がはじまりました。

見るからにボロボロですが、印象が一気に変わるはずです。

 

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内部の工事は基本的に完了しています。

家具が入るとまた雰囲気は変わると思います。

建て主さんチョイスの照明が古民家の中にひときわ存在感を放っています。

 

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キッチンは、今回メーカーものではなく、建て主さんのスケッチに基づき描き起こした

製作もの。大工さんに木でフレームをつくってもらい、バイブレーション仕上げの

ステンレス板で天板を包んでいます。

手前の水屋箪笥は、座敷蔵の二階に眠っていたもの。

 

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三間続きの座敷蔵内部。畳を敷き直した床以外、既存のままです(!)

畳は、寒河江市の鏡畳店さんによる熊本産い草を使ったもの。

香り、肌触りともに抜群です。

 

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こちらはかつての旅館2階部分。

ここも今回畳替えを行いました。襖や障子が張り変わるとさらに生まれ変わりますね。

 

 

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