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巣のような場所

|桐生新町の家(戸建てリノベーション)|

全国的な酷暑がつづく日本各地。
群馬も例外ではなく暑いですが、桐生市の現場は左官工事や塗装工事が進んでいます。
建て主さんを交え、現場の状況を一つ一つ確認しながら、気になるところをチェック。

日曜でしたが左官屋さんにも来てもらって、プラスター塗りの仕上げの色合いを
建て主さんに見ていただき決定。写真は下塗りの状態ですが、うっすら淡い白~
グレーに仕上がる予定です。

これに建具が入り、塗装が入って、床の無垢のスギ板が見えるようになると
一気に空間が引き締まって見えると思います。

家は、その家族の暮らしのうつわであり、人を育てる巣のようなもの。
鳥がひとつひとつ小さな材料を運びながら大きな巣をつくるように、じっくり
コツコツと良い空間をつくりあげていけたらと思います。

 

 

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