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時を待つ

|沼木の家(住宅新築)|

このところ職人不足が叫ばれてきましたが、実際に工期に影響してくるとなると
事態はかなり深刻です。お願いしようと思っていた職人さんの予定がずれ込むのは
仕方ないことですが、代わりの職人さんが見つからないことが一番の痛手です。

2020年オリンピック、消費増税前のかけ込み需要、年間三隣亡など、、要因は
いくつかあるものの、いま現在どの施工者さんに聞いても大工さんが仕事がありすぎて
つかまらないという話。

沼木の現場も、木造建て方を前に大工さんがつかまらない状況。無理言って職人さんの
数だけかき集めることは出来るかもしれませんが、施工精度やその後の手戻りを考えると
信頼できる大工さんに適正な工期でしっかりお願いした方が良いと苦渋の判断。
元々お願いしようとしていた大工さんが前の現場が終わるのを待って建て方をすることに
なりました。

建て主さんには本当に申し訳ない限りですが、少しでも早くリスタートできるよう
進められるところは進めるとともに、現場はきちんと養生しその時を待ちます。

 

 

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