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聚楽

|(仮称)NIPPONIA白鷹(古民家ホテル)|

朝一の現場定例の後、いつものように皆で現場を回ります。
レストラン棟も少しずつ手が入っています。
外壁の補修にはじまり、下屋に設けるトイレの部分も始まっています。

四番目の客室棟も一階部分にいよいよ着手。
それぞれの建物の個性を活かしつつ、材料もなるべく再利用しながらつくっていきます。

各棟で浴室の仕上げ工事もはじまっています。
すべての客室がヒバ板を浴室の壁・天井に用いていて、浴槽はヒノキ製です。

フロント棟では、左官屋さんが既存の塗り壁の仕上げを除去し、あらためて下地処理
しているところです。濃い抹茶色の仕上げが施されていましたが、表面を剥くと、
中から黄土色の聚楽壁が姿を見せていました。

どの時代、何の意図で緑色に塗られてしまったのかわかりませんが、今回どの色に合わせて
いくのか、慎重に考えていきたいところです。

 

 

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