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ラスティック

|松原口の家(戸建てリノベ)|

山形市内の住宅改修現場も、年内完成へ向けて急ピッチで作業が進められています。
今日は外部足場を撤去する前の、外壁検査。

カニ歩きでもギリギリ通れるかというくらいの限られた足場で、よくここまで
作業できたなとつくづく感心します。

付加断熱エリアから外れた3階は、しっかり断熱改修した1、2階とは趣向を変えて
屋上のペントハウスのような、ラスティックな雰囲気に。

開口部のアルミサッシはそのままに、壁・天井は構造用合板の短冊張りにしています。
床は室内もベランダも、屋久島地杉のデッキ材を敷いています。

何気なく現場の壁に貼られた納まり図は、現場監督の阿部さんが描いたもの。
最近はなかなか屋外で木製建具をつかうケースも限られてきましたが、開口部の
ディテールは、建築の醍醐味の一つですね。

 

 

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