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田の上を渡る風

|譲川の家|

小雨交じりの現場。加藤建築さんには月日坊の余熱もそこそこに、岩波の現場、
そして蔵王の現場と引き続きいくつも現場をお願いしています。

譲川の家は、延床面積こそ30坪弱の決して大きくはない建物ですが、ほぼ平屋に
近く、平面がくの字に曲りながら、床のレベル差もあったり屋根の高さが変化し
ながら連なっていく建物なので、現場を見るととてもおおらかに感じます。

前面道路は県道なので比較的交通量はありますが、一転反対側の市道側は
昔ながらの農道のような場所で、道路向こうには今も棚田が残っています。
田植えのために水が張られていて、気持ちのよい風が吹き抜けていきます。

 

 

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