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南三陸 復興の橋

kiriko

「きりこばし」

□再生の象徴としての、祈りの橋

自然とともに生きる南三陸に今も伝わる伝承切り紙「きりこ」のような、

人の暮らしに寄り添い、自然に寄り添う橋を提案する

□海から川へ、そして山へとつながる

復興の橋が位置するのは、町の中心を流れる八幡川が志津川湾に流れ込む

ちょうど汽水域。橋上に立てば南に志津川湾、北に上山八幡宮、そして

その先には古くから霊山として栄えてきた田束山が鎮座する

□きりこが導く二重らせん構造

きりこをつくる「折る」「切る」「開く」という3つの所作から生まれる

ジオメトリー。接円5mと8mのらせんが11.8mの周期で絡み合い、脈動する

ような連続体が形づくられる

 

[ 南三陸 復興の橋 デザインコンペ 応募案 ]

Structural design: Takushi Nakata + Midori Kanayama + Miyuki Saito

Photo: Kazuhiro Ishiyama