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秋深く

|馬街道の家|

長井の現場で進む、外壁工事。
事務所では今回初めて、SOLIDO(セメント色)の外壁を使っています。

建物全体が水平ラインを意識したデザインで、適度にムラもあって良さそうです。

全体をSOLIDOにすると硬質になり過ぎるため、人の手の届きやすい
1階周りは、屋久島地杉の横張りにして表情を和らげています。

だいたい現場に行くと現場監督や職人さんから呼び止められ、質問攻めに遭います。
エントランスの軒下空間の使い勝手がよいからか、延々話が止まりません、、

天井には杉の小幅板風羽目板が張られ始めています。
このピンク色の石膏ボードもどんどん見えなくなっていきます。

床はオーク積層フローリング。
すでに塗装済みのものを使います。

現場の目の前には大きな栗の木があります。
栗の実はすでに落ちてしまった後。

西山を見ると、秋が深まっているのを感じます。

 

 

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