2024.11.16
ピロティ
|馬街道の家|
馬街道の家は、1階の玄関前が大きな軒下空間になっています。
床面はコンクリートの土間で、土足のまま利用可能です。
全天候型のスペースなので、ちょっとした運動や軽作業でも使えそうです。
もちろん自転車を置いたり家族でバーベキューをしたり、日常的な利用も考えられます。
壁等で完全に仕切ると暗くなってしまうので、所々開放しながら、格子壁も部分的に
取り入れながら、適度な閉じ具合にしています。
一方、同じ1階のガレージ部分はシャッターで完全に内部化されます。
壁と天井の仕上げはレノウッド(木毛セメント板)です。
こちらも車が止まっていなければ、けっこうなスペースを生んでいるので、スタジオ
のようにも使えそうです。
メインの2階はキッチンや家具類も入り、いよいよ仕上げのクロス工事です。
緩い勾配の杉小幅風羽目板の天井も伸びやかに見えます。
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