news

蔵の曳家

|香月苑|

香月苑さんの土蔵の曳家がいよいよ始まります。
これまで入念な下準備をすすめてきましたが、鉄骨の部材を組んでまずは慎重に
既存の基礎から離していきます。

ところどころ部材を差し込むための穴が開いているのが、既存の基礎になります。
基礎の天端から土蔵の土台が切り離されているのがわかるかと思います。

どこかに歪みがでていないか慎重に確認しながら、少しずつ上げていき、
それが済んだら今度は水平方向に移動していきます。

極めてゆっくりとした動きですが、着実に移転が進んでいきます。
曳家は何ターンかに分かれていて、最初に既存の基礎から離してその基礎を解体し、
今度は新たな移転先の基礎をつくってからその場所まで移動していく流れです。

山形でも近年あまり見られなくなった珍しい曳家、見られるのは今だけです。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]