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半戸外にて

|山形の町家|

町家改修の現場。座敷蔵の屋根は、東側が一間近く伸びていて、木の列柱で
支えられ、背の高い半戸外空間がつくられています。

基本的には奥の庭へ抜ける通路になっているのですが、向かって左側には
隣地との間に水屋のようなものや昔の厠が設けられていて、今は物置状態に
なっています。

山形市史などを見ると、山形市内のこうした場所には、便所(大・小)や
風呂場、漬物置き場や井戸などが多くみられたようです。

このあたりの荷物を片付けていくと、もう少し昔の間取りが紐解けそうな
気もします。そして半戸外の新たな作業空間にもなりえる可能性を感じます。

 

 

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