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きりこばし

minamisanriku, competition

再生の象徴としての、祈りの橋。南三陸に今も伝わる伝承切り紙「きりこ」のような、人の暮らしに寄り添い、自然に寄り添う橋を提案。復興の橋が位置するのは、町の中心を流れる八幡川が志津川湾に流れ込むちょうど汽水域。橋上に立てば南に志津川湾、北に上山八幡宮、そしてその先には古くから霊山として栄えてきた田束山が鎮座しています。きりこをつくる「折る」「切る」「開く」という3つの所作から生まれる二重らせん構造のジオメトリーが生まれます。[コンペ応募案]
Structural design: Takushi Nakata + Midori Kanayama + Miyuki Saito

コンペ提案
所在地  宮城県本吉郡南三陸町
主要用途 歩道橋
構造   鉄骨造