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たなびく屋根

|東根道の家|

東根の現場は、外部足場が外れて建物の全景が街に現れました。
小さな屋根の重なりが、通りに陰影を与えてくれます。

板塀や緑の植栽などが入ってくると、より奥行きのある外観になりそうです。
軒下には小さなベンチも設ける予定です。

内部は大工工事も終わり、仕上げ工事が始まっています。
塗装屋さんが各所塗っている途中です。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

ニットの街にて

|田小路の家|(戸建てリノベーション)

設計を進めていた山辺町の住宅改修現場がいよいよ始まります。
残す予定の畳間にて、建て主さんご家族が一同に集まって、安全祈願祭を
執り行いました。

地元・山辺町の和光院の法印様をお呼びしてご祈祷をお願いしました。
「東根道の家」でも東根在住の法印様にお願いしましたが、各地にこうした
加持祈祷を行なう修験寺院が脈々と息づいているのが、山形の一つの特色の
ようにも思います。

フルリノベーションとなるので、建て主さんご一家は仮住まいに移りますが、
片付けもいよいよ最終局面。まもなく、内部解体がスタートします。

 

 

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BASE

|馬街道の家|

長井の現場は基礎工事中。
配筋検査をおこなっています。

梅雨らしい天気ですが、長井に来るときは比較的雨の場合が多い気がします。
コンクリートが無事打てることを願うばかりです。

 

 

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step

|東根道の家|

東根の住宅現場は、鉄骨階段がうまく納まったところです。
手摺も何とかスッキリ落ち着きました。
2階から下りてくるときもスムーズな昇降です。

外壁の吹付けも終わり、換気のフード等が取り付けられていきます。
足場がバラされるまで、あと少し。

 

 

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あめつち

|馬街道の家|

長井市内で住宅新築の現場がはじまります。
かつて「馬街道」と呼ばれた古い街道筋に建つ家です。

梅雨らしい天気ですが、なんとか地鎮祭の間はさほど降られずに
工事の安全を祈願することができました。

祭主は地元の大河原稲荷神社の宮司さまです。
事務所も毎年のご祈祷でお世話になっています。

今回の現場は建て主さんの仕事のつながりで、施工は那須建設さんが当初から
担当することで決まっていました。那須建設さんとは弊社もNIPPONIA白鷹
源内邸の現場でご一緒しています。

昨年の春からお話をいただき、ようやく晴れて着工となります。
敷地も大きく、伸びやかな住まいとなるよう進めていきます。

 

 

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日除け

|楯岡東沢の家|

6月なのにすでに炎天下の村山の現場。
基礎の配筋検査も無事終わり、週明けには天気の様子を見ながら打設の予定です。

これだけ日射しが強くて暑くなると、現場の職人さん達も大変です。
簡易テントやすだれで日陰をつくりながら、体調面にも気を使っているようでした。

 

 

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室内

|東根道の家|

東根の現場は、大工のIさんが黙々と壁の下地づくりを進めています。
石膏ボードである程度覆われてくると、それぞれの部屋の感じが現れてきます。

2階はまだボードを張り始める前の段階です。
断熱気密層がしっかり入っているので、外気の影響にさほど影響受けず安定した
環境になっているのを感じます。

 

 

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地盤調査

|桜桃林の家Ⅱ|

このところ、河北町に来る機会が続いています。
今日は新たな住宅の実施設計に向けて、地盤調査に入ってもらっています。

すぐ隣で一度調査はしているので、特に問題はないと思いますが念のため。
一つ一つ、じっくり進めていきます。

 

 

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薬草のとれる山

|葉山の家|

上山市の葉山温泉郷の背後に控える里山は、その昔「医王山」と呼ばれていたようで、
山頂には奈良時代に開基された「葉山神社」が祀られています。

近年は温泉街の人々を中心にして「花咲山」として整備されており、クアオルトの
コースもあり、山の中腹からでも蔵王連峰が雄大に見渡せます。

明治初期のイギリス人探検家イザベラ・バードは、著書「日本奥地紀行」の中で、

・・・上ノ山は清潔で空気がからりとしたところである。美しい宿屋が高いところにあり、
楽しげな家々には庭園があり、丘を越える散歩道がたくさんある。ここは日本で
もっとも空気がからりとしているところの一つだといわれる。もしここが外国人の
容易に来られる場所であったら、美しい景色を味わいながら各方面にここから遠足
もできるから、彼らにとって健康的な保養地となるであろう。・・・

と明治初期の上山について紹介しています。
交通網が敷かれ、都市化が進んだ現代の上山ですが、そのベースはうまく残されていそうです。

この辺りの土地のリサーチを継続的におこなっていきながら、設計に活かしていきます。

 

 

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桜桃の候

先週から台風1号が話題に上がったりして、天気が不安定な時期になっていますが、
さくらんぼも各地で紅い実を付け始めています。

さくらんぼ畑に囲まれた「桜桃林の家」も、竣工写真の撮影をこの時期に合わせて
ようやく行なう流れになりました。

西側のお隣のハウスは、それはもう宝石のような艶やかな実がなっています。
何とか天気は持ちこたえてくれながら、撮影は無事夕景まで撮れ、どんな仕上がりに
なるか、今から楽しみです。

 

 

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