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ローズ・ガーデン

|楯岡東沢の家|

村山市内であらたに新築住宅の現場がはじまります。
東沢バラ公園の目の前で、里山に囲まれた自然豊かな場所です。

朝、地鎮祭をしている傍らで、次々とバラ公園に吸い込まれていく人々、、
ちょうど明日から1ヶ月ほどのバラまつり期間に入るそうです。

バラ公園の前を通るだけで、何とも芳しいバラの香りが風とともに伝わってきます。

まだまだ奥深い東沢の地。
現場に通う中で、少しでも知れたらと思います。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

祝上棟

|東根道の家|

東根道の家も、無事上棟式を迎えました。
建て方に尽力いただいた大工さん達や設備屋さん電気屋さんなど、
施工関係者に加え、建て主さんのご家族皆さんと上棟を祝いました。

この日、朝から現場には建て主さんからの差し入れが置かれていました。
地鎮祭の前後、現場にいた大工さんも私も、しばしご家族お手製の絵に見とれて
しまいました。

 

 

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若木山

|東根道の家|

東根の現場。断熱工事の前に電気の配線工事が進められています。
外では屋根が葺かれたところです。

足場がある今だけの景色。屋根レベルからは若木山がすぐそばに見えます。
昔はさくらんぼ畑が続いていたであろう周辺はすっかり住宅団地です。
総2階の家が多く、軒先にはどの家もスノーストップが付いているのが雪国らしさを
感じます。敷地に余裕があったり軒が低ければ別の手段もあるかもしれません。

 

 

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小間屋

|東根道の家|

東根の住宅現場は、サッシも一通り納まり、外回りはどんどん覆われていっています。
これから内部の断熱気密工事が始まります。その前に、配線や配管工事の手戻りが
ないように、設備屋さんと共に建て主さんを交え現場確認をおこないます。

この東根道の家では、玄関の前に半屋外の通り土間を設けています。
玄関のアプローチとなり、通りからの視線を遮るスクリーン代わりにもなります。

雪国では古来より主屋に付属する下屋が地域それぞれの呼称で発達していて、有名な
ところでは新潟の「雁木」、青森の「こみせ」がありますが、山形では「小間屋
(こまや)」といわれていたようです。

それらの主な機能としては、防雪空間(通路)の確保のようですが、歩車分離による
安全確保やコミュニティ空間としての機能、大根や柿などを干す乾燥場等があります。
現代における小間屋といったところでしょうか。

 

 

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果樹王国と建て方

|東根道の家|

東根道の家の建て方が進んでいます。
かつて若木山のある神町から東根城下へ向かう街道だった「東根道」に沿うように
屋根の重なりが通りに向くように建てられます。

奥にちらりと見えるのが神町のシンボル「若木山」。
昔は果樹畑、さらに昔は荒野が広がっていた場所ですが、今ではすっかり真新しい住宅が
建ち並ぶ新興住宅街になっています。

近くの現場で借りている駐車場は、周りがさくらんぼ畑で囲まれています。
黄砂の影響か、近くの山も霞んで見えます。

 

 

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火入れ式

|市中ノ山居|

先日オープンハウスを行なった街なかの住宅リノベ現場も、ようやく
引き渡しが行なわれました。それに合わせて各種機器の取扱説明と、
キッチン脇に据えた薪ストーブの火入れ式も行ないました。

ゆらゆらと火が立ち初め、だんだんと大きく、めらめらとガラス面
いっぱいに燃え上がる炎をその場に居合わせた全員が静かに見つめて
いる穏やかで不思議な場面となりました。

暮らしの中に火が入ると、建物自体に生命が宿ったような、そんな
気がしてしまいます。街なかの緑に覆われたこの場所で、少しずつ
この空間が生活に馴染んでいくことを祈念しております。

 

 

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ピアノの搬入

|ピアノの蔵|

蔵のピアノ教室は、いよいよピアノの搬入作業。
グランドピアノとアップライトピアノを何とか入れることに成功し、
二台並べて置けてほっと一息の場面です。

ピアノ2台置いても、手前にまだまだリトミックのできるスペースも
残っておりゆとりがあります。

照明や音響の調整は残っていますが、さっそくピアノ教室が再開される
ようです。生徒さんの驚く顔が楽しみですね。

 

 

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七日町と御殿堰

|御殿堰デザイン改修|

昨年竣工した十一屋本店とオワゾブルー山形の間を流れる御殿堰整備事業がこのほど
完成し、その完成記念セレモニーに参列してきました。

「御殿堰」は400年前から山形に残る農業用水路「山形五堰」の一つで、中心街を
流れ山形城のお堀に流れ込むことからその名が付いています。

昨年までこの区間の御殿堰はコンクリートの蓋がかけられ暗渠となっていましたが、
上流部に合わせるように石積み水路として開渠化しました。

上流部よりも歩道と水路底の高低差があるため、手すりや柵で堰の景観が崩れることが
ないように石段による段差解消を丁寧に行ない、街なかのせせらぎがなるべく身近に
なるようにデザインしています。

十一屋もそうですが、堰沿いの歩道もまだ植栽が植えられたばかりで、まだまだ
出来たての不自然さが否めませんが、季節が巡り、少しずつ周りの緑も育ってくれば
きっと水と緑の潤いを感じる親水空間になっていくはずです。

14年前の「水の町屋七日町御殿堰」に携わってから幾年月、今回はデザイン監修として
再び御殿堰整備にかかわらせていただきましたが、振り返れば「ウオーターセブン」
などの活動を七日町界隈で行なうようになってからもう20年近く経とうとしています。
その間の街の変化を思い返すと、しみじみ胸に来るものがありました。

七日町周辺はこれから益々変化の動きが起きてきそうです。心新たに、事務所でも
まちの居場所づくりの一助になっていければと誓うばかりです。

 

 

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塗り壁と住まい

|桜神の家|

中桜田の現場は、内部の左官工事や塗装工事が進んでいます。
リビングまわりには左官壁にしています。

家具工事も着々と。
左官壁はまだ下塗り段階ですが、表情が出てきて一気に住まいらしくなってきました。

外も着々と、駐車スペースのコンクリートを打設中。
土の色をした外壁もよく馴染んでいます。

 

 

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鍵盤のように連なる梁

|ピアノの蔵|

床や吹き抜けの養生がとれて、ピアノ教室の全容が見えてきました。
元々押入だった場所までフローリングが敷き詰められ、ピアノ2台置いても広々
使えそうです。防音を考えてインナーサッシを入れた開口部も無事納まりました。

新たにつくられた出入口部分を見たところ。これから障子戸も入ります。
ガラスの先には、格子越しに既存の坪庭が望めます。

 

 

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