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半戸外にて

|山形の町家|

町家改修の現場。座敷蔵の屋根は、東側が一間近く伸びていて、木の列柱で
支えられ、背の高い半戸外空間がつくられています。

基本的には奥の庭へ抜ける通路になっているのですが、向かって左側には
隣地との間に水屋のようなものや昔の厠が設けられていて、今は物置状態に
なっています。

山形市史などを見ると、山形市内のこうした場所には、便所(大・小)や
風呂場、漬物置き場や井戸などが多くみられたようです。

このあたりの荷物を片付けていくと、もう少し昔の間取りが紐解けそうな
気もします。そして半戸外の新たな作業空間にもなりえる可能性を感じます。

 

 

[  東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

オープンハウスの御礼(葉山の家)

|葉山の家|

「葉山の家オープンハウス」が無事終了しました。
今年最後となる内覧会でしたが、多くの方に来ていただきました。
初めての方との貴重な出会いがあったり、これまでの建て主さんや進行中の建て主さん
とのコミュニケーションの場になっていたり、オープンハウスは人と人をつなぐ場だと
あらためて感じます。

今週中には引き渡しが行われ、建て主さんの新生活に向けて引っ越しなど準備が
進んでいく予定です。これまで長い時間接してきたわけなので、寂しくもあり
嬉しくもある瞬間を迎えています。

きっと四季を通じて土地になじみながらも自然の変化を楽しみながら暮らせる家に
なるだろうと期待しています。

 

 

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奥から感じる光

|葉山の家|

上山の現場にて、施主検査と設計事務所検査をおこないました。
外構はもう少しかかりますが、建物自体は出来上がっています。

土間玄関から見える、リビングの先に広がる外の光。
幅を抑えた通路からの解放を感じさせます。

寝室前の廊下から見える土間玄関と鉄骨階段。
まるで狙ったかのように正面に鎮座していますが、偶然の産物です。

傾斜地に合わせて西に向かって片流れの屋根が高くなるので、西側道路から見ると
存在感があります。右手に見える三吉山と、かすかに見える蔵王・熊野岳の山頂。

 

 

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主屋と離れ

|旧千歳館エリア・リノベーション|

昭和中頃に増築されていた鉄骨造のレストランと厨房部分がきれいに解体されています。
ここに出来た広いスペースは、来年度の公園整備によって緑に囲まれた広場になる予定。

渡り廊下でつながれていた離れの「つる」の間は、廊下が解体されて、独立した
文字通りの離れになりました。奥に見える「ちとせ」の間も独立した部屋になる予定です。

 

 

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廻る廊

|山形の町家|

町家改修の現場。
元台所を減築してスッキリした水回り部分を、元の躯体を活かしながら
屋根を部分的に架け替えています。

その屋根部分から座敷蔵の方を見ています。
町家2階の土壁で色の変わっているところは、以前の屋根があったライン。
過去の履歴を読み解きながら、新たな歴史を刻んでいきます。

 

 

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階段搬入

|葉山の家|

上山の現場は内装工事が進められています。グレーの落ち着いた表情の壁紙です。
右手に見えるボックス状のものは納戸の可動棚。のちほど移動します。

2階に至る階段は玄関ホールの中に。鉄骨階段がようやく現場に到着しました。
南面の開口から光が降り注ぐサンルームになります。

外壁の杉板張りが無事終わり、外部足場が外されました。
裏手から見ると、周辺環境との関係がわかります。

遠くに上山の田園に立つタワーマンション、やや右手奥には名旅館・古窯さんが
見えます。ここは西斜面になるので、周りの住宅も皆、東の蔵王連峰が一望できます。

 

 

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格子の復活

|山形の町家|

町家正面に外部足場ができました。さっそく、2階の窓面を覆うように取り付けられて
いた柏屋商店のトタンでできた看板を取り外したところです。

元の町家の顔が現れました。元は格子がついていたと思われますが、看板を付ける際に
取り払われたようです。中の窓はガラス戸ではなく障子なので、ずいぶん古い時代の
建物の造りと考えられます。

これから格子を復活させる予定です。

 

 

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表情

|葉山の家|

上山の新築現場、外壁の杉板を張っているところ。
濃い色にしたので、とても引き締まった表情になります。

内部はクロスを張る前の下地処理中。
天井のラワンベニヤが、奥の本棚までつながっていくように見えます。

浴室内のFRP防水が施され、鈍い光が反射しています。
このままでも悪くない表情ですが、これから仕上げのタイル張りを行います。

山の緑を背負って、建物の色がとても馴染んで見えます。

 

 

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待機

|香月苑|

新たに蔵を移動する先の基礎を準備中です。まっすぐ横にスライドするだけの位置で
井桁に組まれた鉄骨部材に載った蔵の建物がしばし待機中。

小さな地震が起こるたびドキドキしています。

 

 

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歴史のふたを開ける

|山形の町家|

上町の町家改修現場では、既存建物を減築中です。
本体の町家や座敷蔵は明治以前と思われる建築ですが、減築中の場所はこれまで
何度か増改築を繰り返した部分と思われ、昭和の中頃の材料となっています。

減築途中ですが、こうしてみると昭和の部材は比較的新しい色をしています。
下屋を無理やり途中で切ってそこに足したと思われます。
それ以前の建物がどうなっていたかも想像しながら、工事を進めていきます。

 

 

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