news

magic hour

|月日坊(志鎌康平写真スタジオ)|

建て主、設計者、施工者が現場に集まっての打合せ。
仕上げのサンプルを吟味しながら、空間を熟考しています。

比較的高台に位置する敷地で空が広く感じるからか、夕日に向き合う時間帯は
何か特別な時間が生まれているような気がします。

スタジオ内部を見上げたところ。
積雪1.2mの山形市に建つ在来木造で、四間ほどのスパンをもたせるのに、
構造のリズムデザインさんと相談して鉄骨の補強材を入れています。

補強材の製作はカンノウェルディングさん。
菅野さんなしでは実現しなかったこの施工、いつも細やかな仕事で頭が下がります。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

下拵えの時間

|李山の家|

米沢の現場は、クロス屋さんが黙々と下地処理中。
丁寧に目地を消していってくれています。まだクロスが貼られる前ですが、
自然光の入り方がなんとなく窺い知れるようになっています。

先行してクロスが貼られた洗面脱衣スペース。朝は東側の開口部からたっぷり
光が差し広がります。天井は曲げベニヤで下地を組んで、曲面に仕上げています。
天井から吊られた物干しパイプを使って、室内干しスペースにもなります。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

アジサイ

|李山の家|

ぐずついた天気が続くこの頃。
こんな天気には紫陽花が似合います。

米沢の現場には、システムキッチンが納入されていました。
周りの機器類も続々現場内に置かれています。

キッチンから玄関へ至る細い通り道。
右手の造作家具は、左側にあるトイレの目隠し壁になり、手洗いコーナーにも
なっていて、収納家具としても使えます。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

造作

|李山の家|

米沢・李山の現場は、壁の下地ボードが貼り終わり、各所大工の造作工事が
進められています。
向かって左の奥がキッチン、手前の一段低いところがリビングの土間部分です。

2本の丸太柱を結界として、その奥に水回りが集まっています。
正面の窓は洗面所で、東の朝日が室内に入ってきます。

建て主さんが以前使っていた家具の天板を、再利用して造作机の天板に活かしています。
縁の部分は、新たに堅木をまわしていて、これから同色に塗装します。

大工さんたちの仕事が非常に早く、どんどん内部造作ができていきます。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

日を知る、月を読む

|月日坊(志鎌康平写真スタジオ)|

お隣の社に見つけた、月と日。
ふだんは防犯のため扉に施錠がされています。

スタジオ部分の基礎の配筋検査でした。
すっかり梅雨が戻ってきたような不安定な天気ですが、ここから見る空はとても
広く、天気の動向を占うような場所にも思えてきます。

明日にはコンクリートを打設する予定です。
雨が降らないことを願うばかりです。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

熱風

|李山の家|

座頭町通りの家の打合せ前に、同じ米沢市内の李山の現場にも立ち寄りました。
じりじりした真夏のような天気です。

外壁の下見板張りも張り上がっています。
杉板にはウッドロングエコを塗っています。

屋外は焼け付くような暑さですが、内部に入ると、断熱性能が効いていて、ほんのり
涼しく感じるくらいです。
キッチンを囲う腰壁もできて、それぞれの居場所がつくられつつあります。

少し時間があったので、現場周辺を散策しました。
ご近所の敷地裏に咲いていた紫陽花が猛暑にはとても清涼感がありました。

李山の現場のちょうど裏側からの景色。
大きなトトロに守られているようにも見えますね。

周辺はとても長閑な里山の風景がひろがります。

水田を撫でるように、夏の風が吹き抜けていきます。
梅雨も明けて、長い夏が始まる予感がします。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

月と日に向く

|月日坊(志鎌康平写真スタジオ)|

スタジオ新築現場の基礎工事が始まっています。
現場脇にささやかな工事看板も立っています。

山形市内の比較的車通りのある道沿いなので、通りがかったらぜひ見てみてください。

敷地北側に見える小さなお社が、地元に古くから伝わる月山神社です。
ここから残雪の被る月山を拝むことができます。

配置として、神社側への圧迫感を軽減させるために建物は正対させず角度を振っています。
スタジオ建物正面は、真南に向けているので、建物自体で方角を知ることも可能です。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

山のかけら

|月日坊(志鎌康平写真スタジオ)|

元々敷地の一角に山積みになっていた石を選別するため、敷地に広げてみました。
おそらく20年ほど前にこのあたりが区画整理事業で開発されたときに、周囲から
出てきた石を集めて置いていたものと思われます。

蔵王・瀧山の麓なので、遙か昔の噴火でできた安山岩(蔵王石)が多いかと思います。
中には少し人の手で加工されたようなものもあり、近くの月山神社の参道あたりで
使われていたものの名残かもしれません。

これらの石を、今回の工事では建物内外に散りばめて配置したいと考えています。
形を愛でるもの、腰掛けるもの、少し撫でたくなるもの、、
山の源に触れるような場をつくりたいと思います。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

仕上げに向けて

|李山の家|

米沢の現場は、外部も外壁工事を待つばかり。
今回は杉の下見板張り仕上げになります。

内部は吹き抜け天井のラワンベニヤが張り上がっています。
壁も半分以上は下地ボードが張られていて、床のフローリングも貼られ始めています。

2階の共用スペースに立つ2本の柱は、鉄骨で軽やかに見せています。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

大地讃頌

|月日坊|

鳥のさえずりが心地よい快晴の天気の中、これから始まるスタジオ新築工事の
地鎮祭がおこなわれました。

建て主さんたっての希望で、山伏式での地鎮祭としています。
月山や朝日連峰を見晴らす敷地で、山々に祈りを捧げるような式となりました。

敷地には元々何本かの梅の木が植えられていましたが、計画に合わせて一本を残して
切ることになり、この風景も見納めとなります。

今から20年ほど前に造成された土地ですが、それ以前はサクランボの畑だったようです。

地鎮祭のあいだ、とても気持ちのよい風が吹き続け、電線に止まった鳥の声が
響きわたり、周りの自然が喜んでいるような気がしました。

山伏さんによると、深いお辞儀(腰から90度近く曲げる)は天と地をつなぐ
大事な所作だということで、しっかりと拝礼をして、工事の安全を祈願しました。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]