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雪松図

|市中/山居|

街なかの改修現場、吹抜のまわりがだいぶ仕上がってきました。
北側の庭にそびえる大きな松の木を、室内から見上げられます。

既存のトラス梁は赤褐色のさび止め塗装だったものをうっすらグレーに
塗り替えました。トラスの三角形が屋号の山型にも見えてきて、
吹抜の中にちょうど納まっています。

正面は現在製作中の造作キッチンが設置されるところ。
天井から吊られているのは薪ストーブの煙突です。

先週まで2月とは思えない青空が続いていたのに、今週は真冬に逆戻り。
ただ庭の緑に雪が降り積もっている様子は、どことなく落ち着く気がします。
雪国生まれの性でしょうか。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

軒の下

|桜神の家|

南側に張り出した軒先。これから着色塗装する予定です。
外壁は吹付け前の下地サイディングが見えています。

現場にて外壁や木部塗装の塗りサンプルをいくつか試しながらセレクト。
落ち着いた良い仕上がりになりそうです。

 

 

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ブルーアワー

|市中/山居|

街なかの住宅改修現場、仕上げ工事も終盤を迎えています。
ブルーアワーの夕景、近隣のビルの灯りと相まって、よりモダンな
雰囲気になっています。

 

 

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蔵とサッシ

|ピアノの蔵|

ピアノ教室の防音性を高めるために、開口部に樹脂サッシをはめ込んでいます。
天井廻り、棟木や垂木に虫食い痕が見られたため、何本か補強材を入れています。

新たな待合スペースは、既存の掃き出し窓を撤去し、代わりに腰壁を設けて樹脂サッシは
竪すべり出し+FIX窓を入れました。

待合ベンチに座ると、窓の向こうに千歳山や戸神山が見えます。

2階の床を一部残して収納スペースにしていますが、ちょうど梯子階段ができました。
床のフローリングも貼り終わり、これからクロスや塗装など仕上げ工事が進みます。

 

 

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SNOW PEAK

2月とは思えないほどの快晴です。
十一屋前の御殿堰整備工事も終盤に差し掛かっています。

施工中の無散水消雪の歩道ができると、十一屋側の通路を合わせて
4メートルほどの歩行空間が生まれます。

その歩道の視線の先には、ちょうど雁戸山の姿があらわれます。
ちょうど今の時期は真っ白い山容が眩しいくらいです。

 

 

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見せる階段下

|千歳山街道の家|

あこや町の現場、回り階段部分の下がちょうどデスクスペースとなっているので、
段板と蹴込板を一体的に造作して、階段下のスペースをスッキリと確保しています。
棟梁のおかげで、とても綺麗に納まっています。

吹き抜けに面する2階の回廊部分には、手すり代わりに本棚が並びます。
現在鋭意製作中で、下に見える支持金物もこの後見えなくなります。
吹抜上部の天井は、杉板張りです。

外壁も吹付け工事が済んで、良い色に仕上がっています。
建て主さんといくつかのサンプルを見ながら悩んだ甲斐があります。
外部足場もまもなく外され、いよいよ外観が街並みに現れます。

 

 

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祝上棟

|桜神の家|

中桜田の現場は、少し遅れての上棟式。
断熱材や気密シートが入り始めています。

雪がほとんどないこの冬の現場なので、非常に進みもスムーズです。
引き続き事故や怪我なく作業が進むことを願っています。

 

 

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光射す方へ

|山の口|

まちなかの住宅改修の現場、2階はクロスが張られています。
吹抜の先の、正面の窓の奥には庭に生える松の枝振りが広がっています。

漆喰調のクロスが張られた白い壁の先から、光がしみ出してくるようです。
右手には既存のまま残した和室があります。

 

 

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虎視眈々

|千代寿虎屋ファクトリーショップ|

昨年末竣工した千代寿虎屋さんの本社工場内の試飲販売スペース。
物も少しずつ入り、様になってきました。

本格的な稼働は春先になるようで、ディスプレイやサービスについては
内部で少しずつ調整していくようです。

現在は仮に何本か酒瓶を並べて置いていますが、もう少し本数が増えてくると
圧巻な風景が生まれそうです。

今後ますます拡大していくであろうインバウンドに向けて、良い交流の場になることを
願っています。

 

 

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下屋

|ピアノの蔵|

開かずの扉だった蔵戸を開放して、ピアノ教室の新たな玄関をつくります。
雨ざらしにならないように、下屋を増築しています。

蔵の2階の北側の窓は、後の時代にできた下屋の屋根裏に隠れてしまっていましたが、
下屋の天井を部分的に高くして、空気の循環が生まれるようにしました。

ピアノ教室の新たな待合となる下屋から見上げると、蔵の立派な棟木がちらっと見えます。

蔵の2階の床は、吹き抜けをつくるために半分以上外しています。
取り外した床板、何かに使えそうですね。

 

 

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