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新たな下地

|田小路の家|

山辺の改修現場、サッシが入り、断熱工事が進んでいます。
新たな天井は屋根勾配なりに傾斜させて、これまで天井内に隠れていた梁を現しに
する予定です。

主要な構造にはほとんど手を加えていないですが、新しい間取りに合わせて間仕切り
が新たに生まれてその下地が着々と組まれていきます。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

同化

|楯岡東沢の家|

村山の現場、外壁の板貼りが進んでいます。
屋久島地杉を縦張りにして、ウッドロングエコを塗っています。
外壁の表面積が大きいので、とても木のボリューム感があります。

大きめの建物には見えますが、周辺環境の中で見ると意外とうまく納まっています。
後ろの鷹返山の稜線をなぞるように屋根が架けられ、同化しているようです。

色合いとしては、隣のさくらんぼの木のような、緑の葉っぱに覆われた幹の色に
近いかもしれません。足場がとれて、全体の外観が現れるのが楽しみです。

 

 

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現場巡り

|田小路の家(戸建てリノベーション)|

今週は福島の学生さんがインターンシップで事務所に来てくれています。
ほぼ毎日現場や事例見学に出かけていますが、住宅改修を行なっている山辺の現場へ。

元々の玄関があったところに床をつくり、新たに土間玄関をつくる部分には土間コンを
打設する予定です。サッシはこれから入ってきます。

 

 

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緑の座

|楯岡東沢の家|

村山の現場から西に見えるのが楯山。かつては楯岡氏が治める楯岡城があった城跡で、
今は遊歩道や展望台も整備される標高200メートルほどの市民憩いの里山です。

現場から歩いてすぐの遊歩道の入り口脇には、楯山の案内マップが立っていて、
「楯山石」の石切場跡や採石場跡の文字が見られます。

緑色凝灰岩と呼ばれる石で、濡れると青みが強くなるようです。
村山市出身の建築家・高宮眞介氏が手がけた最上川美術館(真下慶治記念美術館)の
外部テラスにも一面にこの楯山石が敷き詰められています。

遊歩道脇には無造作に楯山石の残材が積んであります。
なかなか珍しい薄緑色の石で、今では採掘されていないようですが、楯岡の街の各所にも
使われているようで、そうした目線で街歩きするのも面白いかもしれませんね。

 

 

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オープンハウスの御礼(東根道の家)

|東根道の家|

春以来となるオープンハウスで、猛暑の中での開催でしたが、お越しいただいた皆さま
ありがとうございます。2日間の内覧会が無事終了しました。

オープンハウス終了と同時に、そのまま建て主さんへの引き渡しとなりました。
娘さんから愛情たっぷりのお手紙もいただき、感無量です。
担当スタッフや現場監督もそれぞれ素敵なお手紙をいただきました。

来週には引っ越しということで、まだまだ暑いですが快適に過ごしてもらいたいですね。

 

 

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ピロティ

|馬街道の家|

構造打合せや建て主さんとの仕上げ確認などがあり、長井の現場へ。
木工事が進んでいます。左手はインナーガレージ。

長井は雪だけでなく西山からの風も強い場所なので、格子で囲われた大きなピロティが
玄関前に広がります。格子越しに隣地の畑の緑が見えます。

主階となる2階は少しずつサッシも嵌められています。
雪を落とさないように緩勾配の屋根にしています。

 

 

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楯山と家

|楯岡東沢の家|

村山市の現場は、外壁に張る屋久島地杉の板が運び込まれています。
両面に防護塗料のウッドロングエコが塗られていて、グレー色になっています。

2階は屋根なりに天井が高く、一段高いフロアに子どもたちのベッドスペースを
設けています。その床下には大きな収納スペース。
左手の窓際にはカウンターデスクが造り付けられます。

今回の屋根材とサッシ外観色はだいぶシックな色にしました。
外壁の板材とも相性が良さそうです。

大らかな大屋根が、向こうに見える楯山ともつながります。

 

 

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鞍馬

|馬街道の家|

村山市の現場に続き、長井市で進めている新築住宅の現場も、無事上棟式を迎える
ところまで来ました。地鎮祭と同様に、地元の大河原稲荷神社さんに上棟式を
取り仕切っていただきました。

ちょうどこの日は、非常勤で教えている仙台高専の学生さん達が事務所の事例見学ツアー
で山形を回っていたので、ツアーの最後にこの上棟式にも参加してもらいました。

模型では何度も見ていますが、実際に建つと迫力があります。
真夏の晴天の中、五色の旗が悠々と風にたなびいていました。

 

 

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こめやかたの餅

|楯岡東沢の家|

村山市の新築住宅は、いよいよ上棟し、屋根に五色の旗が立ちました。
夏真っ盛りの中の上棟式です。

まずは屋内で関係者だけ集まって神事を行なった後、外に出て餅撒きを行ないました。
外ではご近所や親族、会社のスタッフの方々など、割と色んな方が集まり、足場から
建て主ご一家と施工者がお餅やお菓子を撒いていきます。

夏休み中のお子さん達にとっても、良い思い出になったのではないでしょうか。
無事上棟を迎え、しばらく木工事が続いていきます。

 

 

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小屋組

|田小路の家(戸建てリノベーション)|

山辺の住宅改修現場。
みるみるうちにスケルトン状態となりました。

天井裏に隠れていた梁や小屋組もわかるように。
道路沿いにはかつて菓子店舗だった時代の欄間ガラスや床のシートが残っていました。

現場監督の黒田さんと内部解体状況を確認していきます。
2階は断熱材もなくなり、ますますこの時期は暑さがジリジリ伝わってくるようです。

2階の腰壁部分の隙間から、平屋部分の小屋組が覗けました。
ある程度調査段階での想定と大きな違いはなく、基本的には図面に沿って進められそうです。

職人さん達の作業も黙々と続きます。
日陰とはいえ、気温が高いことには変わらず、暑さにはくれぐれも気をつけてほしいと
思います。

 

 

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