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夏色

|譲川の家|

週末、岩波の現場にて建て主さんと材料や納まりの確認。
ポーチにかかる大きな屋根が出迎えます。

現場内では大工さん達がそれぞれ造作の加工を進めています。
敷地脇に水路が流れているので、窓際に行くと風を感じますが、それでも
今年の暑さは厳しいですね、、

汗をぬぐいながら、水分をとりながら、玄関の土間にタイルのサンプルを並べて
候補を絞っていきます。現場のその場所で見るとイメージもしやすくなります。

現場裏の棚田も、すっかり緑が濃くなっています。
手前は、お隣さんが育てる自家畑と柿の木。

 

 

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熱中症対策

|桜桃林の家|

河北町の現場、すっかりシーズンを終えた隣のさくらんぼ畑も、真夏の様相です。
1階の一部が掘り込まれた軒下空間が日陰をつくっています。

2階のリビング天井には、綺麗な五角錐のかたちが見えてきています。
斜めと斜めがぶつかる壁と天井の取合いなど、大工さんには苦労をおかけしています。

玄関部分に、高木さんが備え付けたウォーターサーバー。その脇には塩飴のボックスも。
日陰とはいえ、現場内も30℃を超える真夏の期間なので、一日じゅう現場に居る
職人さんにはくれぐれも気をつけて作業をしてもらいたいものです。

 

 

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風流松の木枕

|山の口|

山形市内の住宅改修現場。
既存建物の1階はほぼ内部解体を終えています。

2階もほぼバラされています。小屋裏には建設当時の棟札の姿も見えます。
向かって正面は北側ですが、庭の見事な松の木を大きな開口部で切り取る形になっています。

 

 

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紅白

|あさひの家|

梅雨も明けて、猛暑の日がつづきます。
あさひ町の住宅現場は、早いもので無事上棟式を迎えました。

高温の中の上棟式で、建て主さんには過酷な環境だったかもしれませんが、
現場の方でも工業扇を数機フル稼働していただいて、何とか乗り切りました。

上棟式参加の関係者の皆さんには、建て主さんから素敵な引き出物を振る舞っていただき、
暑さをしのぎながら何とか完成に向けて、気持ちを新たに取り組んでいきたいです。

 

 

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開店準備

|shop F|

十日町のショップ現場はほぼ完了。
設備機器の調整をしながら、来週のオープンに向けて開店準備が進みます。

 

 

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杉の階段

|譲川の家|

外壁のサンプルを設置方位を変えて検証中。
日向と日陰、晴れと曇り、朝と夕方、同じ色でも見方によって濃淡も変わります。

内部も進んでいて、天井の杉板張りが綺麗に仕上がってきています。
窓からの光の入りがだんだん見えてきました。

2階は一室のみですが、そこに至る階段を杉の無垢板で製作中。
とても綺麗な仕上がりです。

 

 

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大地に槌

|十一屋本店|

十一屋本店改築工事の上棟祭が執り行われました。
前日までの雨がウソのように晴れ上がった天気の中で、無事上棟を迎えました。

施主・設計者・施工者の3者による「槌打ちの儀」。
棟木に見立てた木材を、神主さんの掛け声に合わせて3者で木槌で打ち鳴らします。
「千歳棟(せんざいとう)」「万歳棟(まんざいとう)」「永永棟(えいえいとう)」と、
千年、万年、永久に家が安泰であることを祈念します。

山形市長にも来賓としてご出席いただき、これから始まる隣接する御殿堰の整備に
ついても期待感が高まります。
また木工事を担当する職人さんにも多数ご出席いただきました。この夏は猛暑が
続きそうですが、事故やケガ、熱中症に気をつけながら後半戦の工事が進んでいく
ことを祈るばかりです。

 

 

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大きな樹の下で

|十一屋本店|

国道112号線に面する十一屋本店の現場。
8月の花笠祭りに向けて、街なかもお祭りムードになってきました。

木造の内部工事もどんどん進んでいきます。リズミカルに並ぶ梁がきれいです。
木材も次々と現場内に運び込まれ、木の香りが充満しています。

大屋根の形が見えて、内部が引き締まってきました。
来週の上棟式に向けて、外壁周りも少しずつ構造用合板が張られていきます。

 

 

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銅板タイル

|shop F|

山形市内、事務所からも程近い場所で、shop in shopを計画中です。
厳重に養生しながら準備をすすめています。

カウンターの腰板には一面、カンノウェルディングさんにつくってもらった銅板タイルを
貼り合わせています。銅板はそのままだとけっこう光沢もあり手垢も付きやすいのですが、
わざとくすんで炙ったような加工を施し蜜蝋ワックスを塗布して、一枚一枚微妙に表情も
異なり鈍い光を含んだ仕上がりになっています。

 

 

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竪穴

|あさひの家|

あさひの家は、家の中に吹き抜けなど縦方向のつながりの多い建物になっています。
音楽室もその一つ。まだスケルトンですが、これから防音・音響を考慮した平行面の
ない内装が組み上げられていきます。

ダイニングとキッチン部分も、吹き抜けのある空間です。
縦方向に連続する木製サッシの外には千歳山を正面に切り取ります。

充填断熱もとても綺麗に施工されています。
見るからに冬暖かそうな断熱工事、これが進んでくると、現場の中が一気に静かに
変わっていきます。

 

 

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