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湊の町家

週末は久々の酒田。「千日の町家」の一年後検査と、建築写真の撮影に行ってきました。
小雨が降ったり止んだりの不安定な天候でしたが、湊町・酒田のしっとりとした
情感溢れる風景が、より強く表れたのではと思います。

この一年で新しく家族に加わったこの方にもようやく挨拶ができました。
写真が仕上がったら、ウェブサイトのworksにもアップしたいと思います。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

口開け

|山の口|

これから始まる改修現場。
その工事の安全祈願祭を、現場内にて行ないました。

現場の前には、緑の濃くなった庭が広がります。
「山の入り口」のようなこの場所の価値を、引き出せるようがんばります。

 

 

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木漏れ日

|十一屋本店|

建て方真っ盛りの街なか現場。
屋根合板も張られる前なので、木漏れ日のように光が降り注いでいます。

少しずつ屋根合板も張られていき、屋内へと変わっていきます。
木造部分が現しになるのも今のうちだけ。

敷地の南側には、高層マンションと結婚式場がそびえ立ちます。

 

 

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光に向かう

|あさひの家|

山形市内の住宅現場。南側の外観が足場越しにうっすらと見えてきました。
既存樹木を剪定しつつ活かしているので、周囲にもすっと馴染むようです。

内部の水回りスペースから南のキッチン側を見たところ。
南に向かって大きく開いた開口部から、光が燦々と降り注ぎます。

屋根もちょうど葺かれたところ。
2枚の片流れ屋根が、千歳山に向かって伸びていくようです。

 

 

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まちに造る森

|十一屋本店|

山形市中心部・七日町で、十何年ぶりに木造の建て方が進んでいます。
防火地域にあたるので、耐火建築物にしなければならず、構造の木組みが見られるのは
一時の間だけですが、木の香り、木を叩く槌の音が鳴り響く街なかは貴重です。

遠く、御殿堰のはるか向こうに見えるのは、蔵王連峰にもつらなる雁戸山。
そこから流れ出づる山水が、この街なかまで繋がっています。

なるべく大断面にならず小さなスケールでの材木を使った木造としています。
建屋の中に入ると、街なかにあって、森の木々に囲まれているようにも感じます。

 

 

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静寂の音

|譲川の家|

山形市岩波の現場。外回りも少しずつ形になっています。
今日は建て主さんに現場に来ていただき、電気工事のスイッチ・コンセントの
位置確認や諸々の仕上げの確認。

外壁はジョリパット仕上げですが、建て主さんの当初からのイメージで、聚楽壁の
ような土のテクスチャーを表わしています。

実際に塗りサンプルを周りの玄関戸や天井板などと合わせながら確認していきます。

内部は電気の配線工事と断熱工事が進んでいます。
断熱が二重三重に入ってくると、現場の中がしんと音が消えたように静かになって
くるのがわかります。断熱や気密のよい家は、自然と防音性も高まります。

 

 

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