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庭と家

昨日は「艸の堂(くさのたかどの)」の一年後検査でした。
施工を担当した高木の阿部さんと久々にお邪魔してきました。
広間から見える庭の緑が青々としていて、市街地に在りながらもとても清々しい
環境になっています。

写真のYチェアは元々建て主さんが持っていたものですが、背もたれ部分が折れて
使えなくなっていたものを、新築工事のタイミングで土澤木工の修次郎さんに
土澤木工|無垢材家具工房|山形 (tsuchizawamokko.com))リペアをお願いし
見事に竣工後直って再びダイニングで使えるようになったものです。

「艸の堂」は延床面積が60坪以上ある比較的大きな住宅ですが、昨年の雪の多い
冬でも、1階の床下エアコン1台とペレットストーブ1台だけで十分快適に過ごせた
というお話をお聞きし、省エネ性能を高めた甲斐がありました。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

座敷蔵の夕べ

週末、「小白川の座敷蔵」の竣工写真の撮影をおこないました。
昨冬完成していましたが、既存の庭の緑が芽吹いてきたタイミングで、待ちに待った
撮影となりました。二世帯住宅の改修の上、座敷蔵もある建物なので、かなり
いろんな見どころができたのではと思います。

写真ができ次第、事務所ウェブサイトのworksにアップする予定です。

 

 

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三百坊

瀧山の大山桜、今年は開花が早かったようで、上の方でももう散り際です。
少し前までは桜の木の下まで歩いて行けたけれど、樹勢が弱くなってきたことで
根を踏み固められないように近づけなくなりました。

悠久の時間が流れるような、不思議な感覚になる場所です。

 

 

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山形町家の片付け

昨日、町家守(まちやもり)プロジェクトとして、初回となる町家の片付けを
おこないました。予想を超える反響があり、建物と人数の関係上お断りしてしまった
方には申し訳なく思います。作業は、山大と芸工大の学生を中心におこない、
町家の1階部分はある程度片付いたものの、2階はその全容を見るまでには至らず、
次回以降もまだまだ作業は続きそうです。

少し荷物が片付いた1階部分。ある時代から時が止まったかのような空間です。
大事に、壊さずに、この現代まで何とか繋がったこの奇跡を、より良い形で
活かしていけるよう、オーナーさんやプロジェクトに賛同してくださる方と
一緒に考えていけたらと思います。

 

 

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Magnolia

開業準備が進む「NIPPONIA白鷹 源内邸」ですが、正門から母屋に至るメイン
アプローチのすぐ脇に、立派な木蓮の木が立っています。

当時の主なき今、正確な記録は何も残ってはいないのですが、地元の人の話によると
この木蓮、およそ100年前にニューヨークのセントラルパークから(おそらく苗木で)
運ばれてきたものという逸話があるそうです。

明治の終わりから大正の初めにかけて、日米親善の交流の中で東京からワシントンに
桜が送られたり返礼としてハナミズキが届いたりという歴史はあるようですが、
100年前の大正初期は、ちょうど奥山源内邸で敷地内の母屋や蔵の建て替えが進んでいた
頃と一致します。江戸時代中期からつづく奥山家の歴史の中で建物も一新し、新時代
(20世紀)を迎える記念樹として植えたのか、などと勝手ながら考えてしまいます。

新たな家主のもと、次の100年を見守っていってほしいと思います。
ピンクの花がとても良い見頃を迎えています。

 

 

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贅沢な賄い

昨日は白鷹で仕上げのワークショップでした。
昨夏の片付けワークショップに参加してくださった方や、初めて参加の方まで
広い敷地に散り散りになって、春の陽気のなか作業をしてもらいました。

お昼はシェフが特別にカレーをふるまってくださり(オープン後はフレンチをベース
としたダイニングになります)、特製ピクルスなどをお好みで加えながら
おのおの美味しくいただきました。

 

 

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殿入桜

今年はサクラの開花時期がどこも早いみたいですね。
白鷹の現場から歩いて1~2分という距離にありながら全然来たことがなかった
「殿入桜」をようやく今年拝むことができました。

樹齢500年以上の古典桜が多くみられる置賜地方ですが、このところ樹勢の衰えが
目立つ他の桜と比べても、この殿入桜は樹齢約680年とは思えない力強さを感じます。
わざわざ上杉のお殿様が立ち寄るほどのことはありました。

 

 

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hanaを待つ人

hana cafe前の坂巻川の桜並木は、山形市内でも早めに咲くことで知られています。
何本かはすでに満開近く、他は三分咲き~五分咲きといったところでしょうか。

桜を見に遊歩道を散歩する人、hana cafeに並ぶ人、天気も良くて束の間の休息を
それぞれが楽しんでいるようでした。

今年の冬は雪も多く、長かっただけに、春の訪れはなお一層有り難みが強く、
深い安堵感を得るものになっている気がします。
来週にかけて、市内全域の桜が満開になりそうな勢いです。

 

 

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ark

若手作家を発掘する企画展、手描きイラストによる好感の持てる常設展示の「方舟日記」、
東日本大震災の記録と展示、かつて日本建築学会賞を受賞した建物、いずれも一見以上の
価値ある力強いものでした。強行軍で行って良かった。

 

 

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春待ち

一週間の中で寒い日と温む日が代る代るやってきて、ちょっと体調を崩しやすい時期
ですが、やはり春の足音が少しずつですがこの雪国にも近づいてきているのを感じます。

たまに晴れた日の、残雪をかぶる山の景色が好きです。
これは白鷹町と長井市のちょうど間から見た西山(朝日山系)のようす。
いくつもの峰が折り重なる様子は、長井の黒獅子が地を這って近づいてくるようにも
見えます。手前に滔々と流れるのは最上川。雪解け水をたっぷり含ませながら
日本海に向けて流れていきます。

 

 

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