news

アーキテクツウィーク2022で講演します

直前の連絡となってしまい恐縮ですが、来週12/16~18の3日間せんだいメディアテークで
開かれる「アーキテクツウィーク2022」の「東北の建築家」と称した講演会で、
私もスピーカーの一人として登壇します。

アーキテクツウィーク(AW)2022 | JIA 日本建築家協会 東北支部 (jia-tohoku.org)

その講演会の前には東京藝大准教授・中山英之さんの特別講演もあるようです。
東北の建築家の方は、青森の蟻塚さん、同じ山形の渋谷さんとご一緒です。
アーキテクツウィークはJIA宮城地域会主催の毎年恒例のイベントで、当日は同世代の
建築家が多数集まると思うので、大いに刺激を受けてきたいと思います。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

<お知らせ>JIA東北建築家大会2022山形が開催されます

私も所属しているJIA(日本建築家協会)東北支部の大会が、来週末山形で開催されます。
山形での開催はおよそ20年ぶりだそうです。

初日の遊学館での講演・パネルディスカッションは、会員でなくても一般・学生は予約
なしでも当日参加可能です。

私は裏方のほうでバタバタしているはずです。
ご興味ある方はぜひ覗いてみてください。

 

|JIA東北建築家大会2022山形|

9月24日(土) 10時~18時
会場:山形県生涯学習センター 遊学館2階ホール・ギャラリー

10:00-17:30   ギャラリー展示
13:00-     開会宣言・来賓挨拶

[ 第一部]
13:30-14:40  基調講演:松隈 章 氏
14:40-15:40  事例紹介:北原 啓司 氏|高谷 時彦 氏

[ 第二部]
15:55-17:30  パネルディスカッション:
松隈 章  氏(聴竹居倶楽部代表理事)
高谷 時彦 氏(建築家・元東北公益文科大学教授)
井上 貴至 氏(山形市副市長)
宮本 晶郎 氏(山形ビエンナーレ2022 プログラムキュレーター)
小松 正和 氏(建築家・日本建築家協会東北支部副支部長、山形地域会長)
北原 啓司 氏(弘前大学特任教授)[ コーディネーター]
17:30-  「 東日本大震災から10年」企画の総括
18:00    閉会
18:30-20:00. 懇親会(ノンアルコール) ※会員及び会員の同伴者が参加可能

9月25日(日)
会場:馬見ヶ崎川河川敷

12:00-14:30 4年ぶりの芋煮会(交流会)※会員及び会員の同伴者が参加可能

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

夏期インターン・オープンデスクの受け入れについて

井上貴詞建築設計事務所では、建築を学ぶ学生のインターン・オープンデスクを
随時受け入れています。この夏休み(7月~9月)もぜひお申し込みください。

私たちは、建築設計を通して地域のヒトと人をつなぎ、モノづくりのプロセスを
大事にするコトで、これからの新しい暮らしの価値を生みだしていきたいと考えています。

住宅、ホテル、オフィス等の新築・リノベーションのほか、地域づくりの活動なども
継続的におこなっています。私たちと一緒に建築設計にかかわりたい、設計事務所の
仕事を体験してみたいという学生さんからの応募をお待ちしています。

□インターン・オープンデスクについて
内容:進行中のプロジェクトの現地調査・実測、模型製作、図面作成補助のほか、
進行中の現場の見学、完成案件の見学など
期間:2週間~1ヶ月程度(応相談)
時間帯:平日9:30~17:30(応相談)
備考:学部3年生以上が望ましい

申込み・問合せ先
info@takashiinoue.com
株式会社井上貴詞建築設計事務所
山形県山形市小姓町1-37-2F
tel 023-665-4865

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

JIA東北住宅大賞2021住宅賞を受賞しました(風よけの散居)

一昨年竣工した「風よけの散居(五祭所の家)」が、JIA東北住宅大賞2021で
住宅賞を受賞しました。2018年の「湯守の旅籠」、2019年の「北のちいさないえ」
につづき3期連続の入賞となりました。
第14回JIA東北住宅大賞2021 各賞決定 | JIA 日本建築家協会 東北支部 (jia-tohoku.org)

この住宅が建つ長井市やそのお隣の飯豊町には、田園風景の中に屋敷林が島状に
浮かぶように見える散居集落の姿が今なお当たり前の風景として残されています。

そこには昔から変わらない人の暮らしと、時代に合わせて変わり続ける生業や
文化が共存しながら、大きな自然のもとに抱かれた形になっています。

そうしたこの土地の生業や住まいの形が、このような建築の賞で評価されたことに
素直にうれしく思います。何よりそこに住む建て主さんと一緒に最終審査に臨み、
同じ体験を共有できて一喜一憂できたことは良かったです。

今回、最終の3次審査まで残った作品とその建築家を見ると、奇しくも私とほぼ
同世代(40歳前後)の建築家だけが残る形となっていました。
同世代の活躍はとても刺激になります。

 

<「第14回JIA東北住宅大賞2021」表彰作品>

<表彰各賞>
「応募作品名」設計者(設計者所属先(事務所・会社)名/作品所在県)

<大 賞>
「フタ+ハコ/回遊する住まい」武田幸司(Ginga architects/宮城)
<優秀賞>
「十文字の家」石川素樹(株式会社石川素樹建築設計事務所/秋田)
<優秀賞>
「双葉ヶ丘の家」佐藤充(一級建築士事務所SATO+/宮城)
<住宅賞>
「上杉の家」菊池佳晴(菊池佳晴建築設計事務所/宮城)
<住宅賞>
「楢山の別邸」工藤浩平(工藤浩平建築設計事務所/秋田)

 

審査員長 山本理顕(名古屋造形大学学長・建築家)
審査員  西方里見((有)西方設計・建築家)
審査員  六本木久志(建築舎アトリエR・建築家)

※表彰式は5月20日(金) パレスへいあん(仙台市)にて開催予定

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

<お知らせ>オープンハウスを開催します(椿の家)

飯豊町にて新築工事をすすめていた「椿の家」の完成にあわせ、完成内覧会を開催します。
敷地は飯豊公園に程近い高台にあり、雑木林に囲まれた緑豊かな場所にあります。
建物は木造2階建ての33坪ほどで、付加断熱など省エネ性能を高めた住まいです。

時間指定の事前申込制となります。家づくりや建築に興味のある方(建築関係者・学生も可)
はお気軽にお申し込みください。なお、コロナ対策には十分配慮して実施させていただきます
ので、来場される方はご理解とご協力をお願い致します。

[椿の家 オープンハウス]
日時:2021年12月11日(土)10時~17時、12日(日) 10時〜15時
場所:山形県西置賜郡飯豊町(詳しい場所は申込時にご案内します)
(駐車場は限りがあるためなるべく乗り合いでお越しください)
申込方法:メールにて、住所、氏名、参加人数、希望日時、連絡先(電話)を明記の上、
info@takashiinoue.comまでお申し込み下さい。
申込期限:当日まで可(空いている時間帯があれば受付可能)
備考:・見学時間は一組およそ30分〜1時間ほどを予定
(同時間帯に二組が重なる場合あり)
・見学時には手指の消毒、検温(37.5℃以上の熱のある方はご遠慮いただきます)を実施させていただきます
・当日はマスクを持参の上、着用をお願いします
・見学時には備え付けの手袋(使い回しはしません)やスリッパを着用していただきます
・敷地内での飲食、喫煙、トイレ等の使用は不可とします
・参加者への営業等はありませんので、お気軽にお越しください

主催・設計監理:株式会社井上貴詞建築設計事務所
施工:高岡建築工業

[省エネ性能]
UA値=0.38W/㎡K
(Q値=1.08W/㎡K)
C値 = 0.5㎠/㎡
暖房負荷:41.0kWh/㎡
屋根断熱:高性能GW16K 300mm
外壁断熱:高性能GW20K 105mm(充填)+16K 100mm(付加)
基礎断熱:PSF100mm
開口部:木製サッシ、樹脂サッシ

お問い合わせ:株式会社井上貴詞建築設計事務所
山形県山形市小姓町1-37-2F
tel 023-665-4865
fax 023-666-8396
http://takashiinoue.com/
info@takashiinoue.com

フェイスブックのイベントページはこちら↓
椿の家オープンハウス | Facebook

今年最後のオープンハウスとなります。どなた様も
お気軽にお越しください。

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

<参加者募集>町家守プロジェクト第5回

山形の町家の価値を再発見し、その利活用を提案・実施していくローカルな活動
「町家守(まちやもり)project」の町家大掃除の第5回を行ないます。

第5回は12月18日(土)に予定しています。ただいま、参加者を募集中です。
これまで参加した方も、初めての方も、どなたでもぜひご参加ください。

 

| 山形町家の大掃除 vol.5 |

日時:2021年12月18日(土) 9時~16時(途中参加も可能です)
場所:山形市内(詳しい場所は参加者にお知らせします)
内容:・建物内部の不要品の整理、片付け、清掃
・残すものの清掃、記録
持ち物:マスク、汚れてもいい服装・上履き・帽子、タオル、飲み物、
その他各自必要なもの(防寒対策は各自しっかりと)
申込方法:メールにて、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入の上、
itp_air@hotmail.co.jpまでご連絡ください。

主催:町家守(まちやもり)project
協力:山形大学濱定史研究室、井上貴詞建築設計事務所

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

worksを追加しました(NIPPONIA白鷹 源内邸)

事務所ウェブサイトのworksに、今春完成・開業した古民家ホテル「NIPPONIA白鷹
源内邸」を追加しました。ここは施設名にもなっている通り、江戸時代後期から
つづいた白鷹・浅立の豪農・奥山源内邸の旧家屋をリノベーションしたものです。

2000坪の敷地内に、7棟の木造建屋や蔵が点在していて、その多くは大正初期に
建てられたもので築100年ほどの歴史があります。うち5棟を客室・フロント棟として
改修し、計8つの客室をつくっています。また別に1棟はレストラン棟として改修しています。

屋敷林を有する敷地も広大ですが、その周囲も水田地帯に囲まれ、この近くの飯豊町や
長井市に見られる散居集落の景観を成しています。
かつてはこの一帯が奥山家の管理する土地だったのでしょう。
近くの浅立地区を歩くと、代々の奥山源内の功績を石碑や奉燈などによって今でも
かろうじて知ることができます。

敷地内の各建物はかなりの距離を取って建てられているので、宿泊者はゆったりと
敷地内の庭を散策することが可能です。庭には奥山家が愛でてきた庭木が数多く
見られます。およそ100年前ニューヨークから運んできたと伝わる木蓮の木や、
珍しい紅葉の木々、立派な樅の木、榧の木など、旧家ならではの味わいがあります。

今回のリノベーションの大きな特徴として、元は住居だったものをホテルという
特殊建築物に用途変更するところにあります。それによって遡及される建築基準法や
消防法に対応した造り・設備にしなければなりません。「NIPPONIA」を冠する
古民家活用事例(特に宿泊施設)は西日本を中心に全国各地で展開・実施されていて、
できる限り往時の風情を残した改修であり、そのノウハウは今回のプロジェクトにも
大いに活かされています。

源内邸の敷地には計5棟の蔵が残されていました。
うち4棟(座敷蔵、米蔵、武具蔵、荷蔵)は客室棟に、1棟(味噌蔵)はレストランに
改修しました。分厚い土壁で覆われた蔵は、一般的な木造家屋よりも断熱性や保温性に
優れているので、客室には向いているかも知れないですね。

「きものリトリートホテル」をテーマにした施設なので、染料や織物に関する
モチーフで客室名も決められました。8室ある客室はすべて「紅」の字が
入っています。ちなみに白鷹町は紅花生産量が日本一と云われています。

ここは温泉の出る場所ではないのですが、すべての客室にはヒノキの浴槽を
入れています。浴室の内部も壁天井はすべてヒノキ板です。
古民家ですが、すべての客室に浴室・洗面所・トイレを設置しています。
元々給排水を引いていない蔵などに配管するのは一苦労ですが、そういった水回りが
入ることで建物が生き生きとしてきます。

ベッドルームの大きさや意匠は部屋ごとに全く異なりますが、どの部屋も古民家の
立派な梁や垂木を感じられる場所にあります。
ベッドは通常の高級ホテルでも愛用されている快適なものになっています。

白鷹町は県内でもわずかとなった手漉き和紙の生産地でもあります。
地元でつくられた深山和紙を客室の障子に使ったり、ルームライトに活用したりしています。
ほんのりと生地がかった和紙の表情が柔らかく室内を照らします。

宿泊時の食事はすべてダイニングである「纏(まとい)」にて提供されます。
ここは築120年ほどの味噌蔵だった場所です。

ダイニングはテーブル席のほか、カウンター席もいくつか取られています。
ここではフレンチのシェフによるローカルガストロノミーを味わうことができます。
蔵の中に客席と厨房を入れ込んでいます。

まわりの浅立地区は昔ながらの住宅が集落を築いていますが、夜は星空に包まれて
とても静かな環境の中にあることを実感します。

ゆっくりとした時間を、歴史の刻まれた建物の中で過ごすことができます。

施工:那須建設株式会社

詳しくは、事務所ウェブサイトworksをご覧ください。

NIPPONIA白鷹 源内邸 | 井上貴詞建築設計事務所 (takashiinoue.com)

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

worksを追加しました(五祭所の家)

事務所ウェブサイトのworksに、昨年秋に完成した新築の住宅「五祭所の家」を
追加しました。山形県長井市の、西に朝日連峰が広がる散居集落に位置した家です。
敷地は古くからの屋敷内の一角にあたり、周囲には代々受け継がれる田畑や生業に
もなっている花木園に囲まれています。

この家の特徴の一つである大きな土間テラスは、玄関を守る大きな風除室でもあり、
身内やご近所さんが寄り付く大きな縁側でもあります。夏期や中間期にはこの半
屋外のスペースにイス・テーブルが並び、食事や団らんを楽しむ居場所となります。

室内は断熱性能を高め、エアコン一台で快適な内部環境を実現しつつ、大きな下屋が
南面する広間にはハイサイドライトとライトシェルフを設けることで明るさを確保
しています。

施工:大泉建設株式会社

詳しくは、事務所ウェブサイトworksをご覧ください。
五祭所の家 | 井上貴詞建築設計事務所 (takashiinoue.com)

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

<お知らせ>オープンハウスを開催します(阿古屋の家)

【満員御礼・募集は締め切りました】
山形市にて新築工事をすすめていた「阿古屋の家」の完成にあわせ、完成内覧会を開催します。
敷地は千歳山や戸神山など山形の里山に程近く、陶芸の里に新たに開かれた住宅地の一角に
あります。建物は木造2階建ての33坪ほどで、付加断熱など省エネ性能を高めた住まいです。

時間指定の事前申込制となります。家づくりや建築に興味のある方(建築関係者・学生も可)
はお気軽にお申し込みください。なお、コロナ対策には十分配慮して実施させていただきます
ので、来場される方はご理解とご協力をお願い致します。

[阿古屋の家 オープンハウス]
日時:2021年9月11日(土)、12日(日) 10時〜17時
場所:山形県山形市平清水(詳しい場所は申込時にご案内します)
(駐車場は限りがあるためなるべく乗り合いでお越しください)
申込方法:メールにて、住所、氏名、参加人数、希望日時、連絡先(電話)を明記の上、
info@takashiinoue.comまでお申し込み下さい。
申込期限:当日まで可(空いている時間帯があれば受付可能)
備考:・見学時間は一組およそ30分〜1時間ほどを予定
(同時間帯に二組が重なる場合あり)
・見学時には手指の消毒、検温(37.5℃以上の熱のある方はご遠慮いただきます)を実施させていただきます
・当日はマスクを持参の上、着用をお願いします
・見学時には備え付けの手袋(使い回しはしません)やスリッパを着用していただきます
・敷地内での飲食、喫煙、トイレ等の使用は不可とします
・参加者への営業等はありませんので、お気軽にお越しください

主催・設計監理:株式会社井上貴詞建築設計事務所
施工:株式会社高木

[省エネ性能]
UA値=0.33W/㎡K
(Q値=1.31W/㎡K)
C値 = 0.4㎠/㎡
暖房負荷:43.7kWh/㎡
屋根断熱:高性能GW16K 300mm
外壁断熱:高性能GW24K 105mm(充填)+16K 100mm(付加)
基礎断熱:PSF100mm
開口部:木製サッシ、樹脂サッシ

お問い合わせ:株式会社井上貴詞建築設計事務所
山形県山形市小姓町1-37-2F
tel&fax 023-665-4865
http://takashiinoue.com/
info@takashiinoue.com

フェイスブックのイベントページはこちら↓
阿古屋の家オープンハウス | Facebook

久しぶりのオープンハウスとなります。どなた様も
お気軽にお越しください。

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]

<参加者募集>町家守プロジェクト第3回

山形の町家の価値を再発見し、その利活用を提案・実施していくローカルな活動
「町家守(まちやもり)project」の町家大掃除の第3回を行ないます。

第3回は7月25日(日)に予定しています。ただいま、参加者を募集中です。
これまで参加した方も、初めての方も、どなたでもぜひご参加ください。

 

| 山形町家の大掃除 vol.3 |

日時:2021年7月25日(日) 9時~16時(途中参加も可能です)
場所:山形市内(詳しい場所は参加者にお知らせします)
内容:・建物内部の不要品の整理、片付け、清掃
・残すものの清掃、記録
持ち物:マスク、汚れてもいい服装・上履き・帽子、タオル、飲み物、
その他各自必要なもの(防暑対策は各自しっかりと)
申込方法:メールにて、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入の上、
itp_air@hotmail.co.jpまでご連絡ください。

主催:町家守(まちやもり)project
協力:山形大学濱定史研究室、井上貴詞建築設計事務所

 

 

[ 東北|山形|一級建築士事務所|井上貴詞建築設計事務所 ]